教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【教育課程編成の全体方針】
本学のディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に基づいた教育課程を編成しています。具体的には、自主自律の精神を核として、
現代社会を生き抜く5 つの技を身につける「全学共通教育科目」、各学科の専門領域の知識・技能を学修し、感性を磨くために実践的な科目を効果的に配置しつつ系統的に構成した
「専門教育科目」、また資格取得に関する「資格関係科目」を設置し、4 年間にわたる学修全体に効果的に寄与する教育課程を編成しています。
さらに、各々の科目の学修が十分に行われるように、年間 48 単位の CAP 制を設けています。以下、教育内容、教育方法、評価に即して教育課程編成の方針を示します。
【教育内容】
「全学共通教育科目」
・自主自律の精神を核として、現代社会を生き抜く5つの技を身につける「全学共通教育科目」を設けています。
・「全学共通教育科目」は、自主自律を核とした「ヒューマニティー」を中心に、現代社会を生き抜く技を身につける「ダイバーシティ&インクルージョン」、
「サステナビリティ」、「グローバル・コミュニケーション」、「データサイエンス×デザイン」、「ヘルス&ウェルビーイング」の 6 つの科目群で編成しています。
・「ヒューマニティー」には、必修科目として「スタートアップセミナー自主自律」(1年前期)、「基礎ゼミナール」(1 年)、「キャリアデザインⅠ」、
「キャリアデザインⅡ」(2 年以降)を設けています。
・「ダイバーシティ&インクルージョン」、「サステナビリティ」、「グローバル・コミュニケーション」、「データサイエンス×デザイン」、「ヘルス&ウェルビーイング」の
各科目群には、それぞれ必修科目あるいは選択必修科目を設け、すべての科目群について学修します。
「専門教育科目」
・各学科の専門領域に必須となる知識・技能を系統的に学修できる講義科目と、演習科目、実験科目、実習科目といった本学の特徴をなす実践的な科目を効果的に配置し、
基礎的・概説的な科目から各論的・応用的な科目へと進むことができる系統性を担保しつつ、当該領域に必要不可欠な知識・技能・態度を培い、研究方法を身につけることが
できる教育課程を編成しています。
「資格関係科目」
・各学科の専門領域に応じた免許・資格を取得するのに必要不可欠な科目群で編成しています。
「評価」
- 上記の【教育内容】で示した科目について各学科が設定する所定の単位を修得したことをもって本学の教育目標を達成したと判断し、学位を授与するものとします。
- 各科目の学修成果については以下の基準で評価を行います。
-秀:完全にないしはほぼ完全に到達目標を達成している。100点法では90点以上に該当。 |
-優:若干不十分な点は認められるものの、到達目標を達成している。100点法では80点〜89点に該当。 |
-良:不十分な点は認められるものの、到達目標を達成している。100点法では70点〜79点に該当 |
-可:到達目標の最低限を達成している。100点法では60~69点に該当 |
-不可:到達目標を達成していない。100点法では59点以下に該当 |
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ディプロマ・ポリシーに示した教育目標を達成するために、毎年度、学生自身が自己目標を設定したうえで学修を進め、その成果としての各科目の評価および総体としての GPA を
もとに自己評価を行い、それに対する各学科の担当教員のコメントによって学修成果のアセスメントを行います。 -
ディプロマ・ポリシーで示した教育目標を達成するために教育課程が妥当に編成されているかを毎年度検証し、必要に応じて改善していきます。