人文学部の紹介
学部長メッセージ

平戸 ルリ子
人文学部 学部長
東京家政大学ならではの人文学部
東京家政大学人文学部は、1986年に狭山キャンパスにて、文学部英語英文学科、心理教育学科の2学科としてスタートしました。その後2009年に板橋キャンパスに移転し、人文学部英語コミュニケーション学科、心理カウンセリング学科、教育福祉学科の3学科体制となり、現在に至っています。
人文学部は、家政学部に比べますと新しい学部ですが、個性あふれる3学科から成り、また、この3学科が、学生の指導や教育、研究体制に関して、協力しあい、いつも高め合っています。入学してからどう成長していけたか、その変化を学生たち自身が振り返ることができる蓄積型Web調査などは、人文学部独自の取り組みであり、協力体制の表れであると言えます。
よく「家政大なのに人文学部なの?」と言われることがありますが、実は「家政大だからこその人文学部」なのです。社会生活に根差した実践で生かせる視点やスキルを学べるのが東京家政大学の人文学部です。英語コミュニケーション学科では、単に英語教育を行うのではなく、人々の多様性を理解し、実際にコミュニケーションをとっていける具体的なスキルも学びます。心理カウンセリング学科では、カウンセリングもできる養護教諭の養成など、実践で通用する心理学を学びます。教育福祉学科では、人が人生の様々な場面で出会う事柄に対応できるよう、心理、教育、福祉といった多方面から人を理解し、支援ができるリーダーを養成します。いずれも、人々の社会生活を豊かに幸せにしていける学びです。
このような他大学にはない学びができる人文学部で4年間を過ごした学生たちは、学修を生かした仕事にも就いています。専門職採用や能力を生かした就職にたいへん強いのも本学人文学部の魅力です。ぜひ皆さん、東京家政大学人文学部へお越しください。皆さんとキャンバスでお目にかかることを楽しみにしています。
人材養成・教育研究上の目的
- 英語コミュニケーション学科は、国際化時代に対応できる英語によるコミュニケーション能力を養成し、英米文学・英語学・英語教育に関する学識を深め、視野の広い総合力を持った人材を育成する。
- 心理カウンセリング学科は、医療・教育・産業等の社会のあらゆる領域において、心理学の知識と対人関係スキルを備えた実践力のある人材を育成する。
- 教育福祉学科は、複雑化した社会における生涯にわたる人間関係の諸問題に対応する総合的な力を育成し、ライフコースを支援できる専門知識や技術を持つ人材を育成する。