健康科学部の紹介

 

学部長メッセージ

今留 忍

今留 忍

健康科学部 学部長

ミッション は、「自分らしく生活する」を支援するための知識・技術・態度の修得


昨年、看護学部から名称変更した健康科学部には「看護学科」と「リハビリテーション学科」の2学科があります。

開学6年目の看護学科は、近代看護の祖と呼ばれているナイチンゲールが「病人の看護と健康を守る看護」の書き出しで述べている「看護は人間をみる。人間を看護する」を重視した教育を展開しています。「人をみる。人を看護する」とは、そのひとに注目し、健康問題に対するそのひとの思いを感じとることを基盤として、患者とその家族が「自分らしく生活する」を支える看護が実践できる看護師・保健師・助産師を育てます。

看護の知識・技術の複雑化・高度化、人々のニーズの多様化に連動し、ますます質の高い看護が求められている昨今、看護の専門職として高度な知識と技術、そして態度を身につけ、いのちの誕生から老い、あるいは平和な死までのプロセスを自分らしい生き方ができるように支援していくことが、看護のミッションであると言えるでしょう。

リハビリテーション学科は、先行する看護学科と連携して、従来の疾病の治療・回復を目的とした「治す」から、自分らしく「生活する」を総合的に支援することと住み慣れた地域で安心して自分らしい生活が継続できるよう、地域社会との連携や交流を発展・充実させていくことを目標に、昨年開学しました。

作業療法学専攻と理学療法学専攻があります。女子大学において、作業療法士・理学療法士の2職種を養成する大学は本学が初めてです。

作業療法学専攻は、 “こころ”と“からだ”と“生活”の障がいのある人々が、自分らしく生活することができるよう食事・入浴・排泄・更衣・整容等の日常生活活動ができるように支援する方法を学びます。

理学療法学専攻では、病気やけがで何らかの障害が残った人、手や足の筋力が低下した高齢者、生まれつきからだを自由に動かせない子どもが、自立した日常生活を送れるよう身体機能の改善を図るための方法を学びます。

4年間の学修を通して、科学的根拠に裏づけされた専門的知識・技術と感性、優しさ、きめ細かな配慮といった女性の特色、特性を活かし「自分らしく生活する」を支える看護およびリハビリテーションサービスが実践できる専門職者に育って欲しいと思います。なぜなら、人は、どのような状況にあっても「自分らしく生活する」ことを望むからです。

健康科学部各学科の人材養成・教育研究上の目的

健康科学部は、看護及び医療の分野で、科学的根拠に裏づけされた知識・技術と生命の尊厳と人格を尊重する態度を涵養し、あらゆる年代の人々の健康の保持増進と自分らしく「生活する」ことを支援できる人材を育成する。

  • 看護学科は、専門知識と、保健・福祉・看護の基盤となる援助的人間関係を成立・発展させる技術を教授し、あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進と生活の質を維持する看護実践ができる看護師・保健師・助産師を育成する。
  • リハビリテーション学科は、基礎知識と専門知識技術を基に乳幼児から高齢者までを対象に、
    作業療法学専攻では、人の“こころ”、“からだ”、“生活”に焦点を当て、その人らしい生活が獲得できるように支援できる人材を育成する。
    理学療法学専攻では、疾病や傷害に起因する機能や形態障害に対して基本的身体能力や移動能力の改善を支援できる人材を育成する。