栄養学部の紹介

 

栄養学部の紹介

学部長メッセージ

小西 康子

栄養学部 学部長

東京家政大学は1954年から「食と健康」に寄り添い67年にわたり、約27,000人の栄養士と約5,000人の管理栄養士を輩出してきました。栄養学部は、20224月に家政学部栄養学科が生まれ変わり、栄養学科と管理栄養学科の二つの学科から成る新しい学部として誕生しました。

栄養学部では、栄養士あるいは管理栄養士への確かな志望を持った意欲のある学生に対し、「食と健康」に関わる多様な課題を理解・追求し、実践的な分析と解明につながる専門的な知識・技術の学修を通じて、子どもから高齢者まで市民一人ひとりに対する生涯教育としての食育を広く指導・普及させることができる栄養の専門家として、さらには介護予防や臨床栄養学など医療面での実践的な栄養の専門家としての栄養士や管理栄養士を養成することを目指しています。

「食」をとりまく世界は、今後、誰も予測できない未来を迎えます。未来に向けて「食」を学ぶことは人が健康に生きていくための学問(サイエンス)であり、活かす学問(サイエンス)です。私たち栄養学部は、67年の伝統を生かしながらグローバルな視点を持ちこれからの生活様式に対応できる栄養士や管理栄養士を養成し、「食」で未来に貢献します。「食」を軸としたあらゆる学びを通して、美味しさ・楽しさ・嬉しさを追求し、「食」の未来に向かって一緒に進んでいきましょう。

人材養成・教育研究上の目的

栄養学部は、食と健康に関わる多様な専門的知識と実践的技術を教授するとともに、栄養士あるいは管理栄養士の社会的役割や使命感を培い、人々の食と健康の向上に尽力する人材を養成する。
  • 栄養学科は、栄養士に必要な栄養学及び食品学の知識や実践力を基礎として、食と健康に関する問題発見能力と解決能力、栄養士として社会に貢献できる能力、食のスペシャリストとして活躍できる能力を育成し、調理と文化,食品産業,食の安全・安心,食環境,食教育など、新しい「食」の時代を切り開く専門家を養成する。
  • 管理栄養学科は、臨床における栄養サポートチームの一員として求められる医学及び栄養学に関する専門的な知識と技能、傷病者、障がい者、高齢者、要介護者に対する公衆栄養や福祉分野の高度で専門的な知識と技能を有し、ライフステージや健康状態にあわせて栄養教育や栄養管理及び給食管理ができる管理栄養士を養成する。