心理カウンセリング学科

 

ゼミ紹介

心理カウンセリング学科では、3年次よりゼミに所属します。
ゼミでは、さまざまな専門を持つ教員と、関心の近い仲間たちとともに、自分の研究テーマを深めていきます。それぞれのゼミでどのような活動が行われているのかは、Topicsでも随時紹介していきますが、ここでは2年生の終わりにどのゼミに所属するかを決めるために行われる「ゼミ・オリエンテーション」の資料を紹介します。


心理統計研究室(井上俊哉先生)

1. ゼミナールⅠの内容・目標

これまで私のゼミの学生たちの多くは,卒業論文(卒論)を書かずに巣立っていきました。論文を書くこと,読むことの魅力を十分に伝えることができていなかったのではないかと少し反省しています。2019年度のゼミナールⅠの皆さんには,3年生のうちに数多くの論文の読んでもらい,勘所をつかんでもらおうと思います。論文がどういうものかがわかってくれば,楽しみも芽生えるはずです。統計学への理解も深めていきましょう。


2. 担当者について

大学では,教育心理学を学んでいました。(当時は)一般企業に進む自分がまったく想像できず,仲間や先輩の影響もあって,そのまま大学院に進学し,臨床心理学を学びはじめました。臨床心理学には奥深さと魅力は感じたのですが,2年ほど学ぶ中で,自分は臨床家にはなれないと強く思いました。学部学生時代の私は統計学に苦手意識を持っていたのですが,考えを整理し何かを主張しようとするとき,統計学を避けて通れないということも頭を離れることがなく(そして運命のいたずらから),心理統計,教育測定などとよばれる領域に足を踏み入れたのでした。


3. 履修希望する皆さんに期待すること

興味を持てる対象を探すために行動すること。自分自身に期待すること。

4. 教員紹介

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カウンセリング研究室(相馬誠一先生)

1.カウンセリング ゼミ内容

カウンセリングの基礎的な文献を読んで理論を再度学んでいきます。また、初歩的な内容を実践できるように各種技法も学んでいきます。
  先輩は、北区、さいたま市、都立高校などの適応指導教室や特別支援学級等でボランティア活動しています。ぜひ、積極的にボランティア活動をして欲しいと思います。その上で、相互の情報交換を積極的にしてください。
1年間に4回ほど、4年生や大学院等の先輩方と交流の機会があります。


2.カウンセリング ゼミを履修する人は

積極的に学ぶ意欲を持っている人が望ましいです。意欲はあるがなかなか実行できない人でもいいです。2年間で自分の進路をしっかりと確定して欲しいものです。


3.担当者の専門分野

学校カウンセリング、学校臨床心理学、カウンセリング心理学を専門にしています。
この間、子どもを対象としたカウンセリングをしてきました。
子どもへの描画療法、箱庭療法、遊戯療法についても研究をしてきました。また、この間5年間で「不登校児童生徒の適応指導教室の支援プログラムの開発」を研究してきました。全国1300カ所の適応指導教室に不登校児への支援プログラムを報告書として提示できました。また、いじめ問題については、日本生徒指導学会特別委員会を中心として、各地の教育委員会と連携しながら予防活動の推進をしています。
2016年度から、5年計画で「子どもの自殺予防活動」の研究をしています。いくつかの教育委員会、学校と連携しながら自殺予防プログラム開発と危機対応について実践的研究を進めています。

4.教員紹介

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臨床看護研究室(中込由美先生)

1.ゼミナールⅠの内容・学修方法

【内容】
人々は、人間としての尊厳を維持し、健康で幸福な生活を送ることを願っています.
看護は,このような人間の普遍的なニーズに応えるためにあらゆる年代の個人,家族,集団,地域社会を対象とし,健康の保持増進,疾病の予防,健康の回復,苦痛の緩和を行い, 生涯を通してその最期までその人らしく生を全うできるように援助を行っています.
ゼミナールⅠでは,人々の「健康」と「命」,「尊厳」,「病気やけが」等に伴う諸問題について学修します.

【学修方法】
前期に人々の「健康」と「命」,「尊厳」,「病気やけが」等に伴う諸問題について現状や事例を紹介して討論をします.たとえば,①女性の体と心②人工妊娠中絶③赤ちゃんポスト④性感染症⑤こどもの権利条約⑥インフォームド・アンセント⑦臓器移植⑧病気のこどもと家族の支援(アレルギー疾患、難病等)⑧介護問題⑨死生観とグリーフケア等など紹介します.
後期は,各自興味・関心のあるテーマを見つけて,現状の問題点や課題などを調べて学修を深めていきます.
夏期休暇中に学生が主体となって「健康の保持増進」、「疾病の予防」をテーマにしたゼミ合宿を企画・実施します.(平成25年度;成東海岸,平成26年度;秩父の温泉,平成27年度;鬼怒川温泉,平成28年度;白川温泉,平成29年度;城ヶ崎海岸,平成30年度;箱根温泉)


2.ゼミナールⅠの目標

1)自分の興味・関心を見つけることができる.
2)その興味・関心について調べ,考え,自分の意見を持つことができる.
3)お互いに学んだことの成果を合同ゼミ(ゼミナールⅡ履修生と合同)で発表し,学びの共有ができる.
公開授業合同ゼミⅠ・Ⅱ発表会
日程:12/5,12,19,1/16(水)1限目
場所:養護実習室1(6号館1階6-118)


3.ゼミナールⅠを履修するために

自己管理ができること,日常の中で「健康」,「社会」,「環境」,「人間」について関心を寄せて生活を送るよう心掛けて下さい.また,「連絡・報告・相談」ができること.


4.担当者の専門分野

老年看護学を専門として、若者の高齢者のイメージや高齢者介護に関する研究.
その他,救急処置,看護技術,看護倫理教育,臨地実習における教員と実習指導者の指導方法と連携,学生の自己教育力に関する研究等.

5.教員紹介

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養護教諭研究室(平川俊功先生)

1.養護教諭研究演習(ゼミ)の内容

養護教諭研究は、主に「養護教諭の職務」に関することを、特に「健康相談活動」や「保健室経営」「保健指導」の考え方と実際を研究していきます。
  養護教諭の役割及び職務内容は多岐にわたり、学校教育全般にかかわります。養護教諭の活動の基盤は保健室経営にあり、児童生徒の保健管理や保健教育は日々の具体的な活動を通して行われています。そして、健康相談活動は、養護教諭の職務の特質と保健室の機能を生かし、心身の発育発達の知識や、心理学、医学・看護学等の知識や技能を活かした養護教諭固有の相談です。健康相談は保健指導にもつなげていきます。そうした学校における教育者としての養護教諭の具体的な実践について研究します。


【平成30年度の活動】
4~5月  子供たちの発育・発達及びつまづきの理解(文献研究)
6~7月  事例研究(学校で生起する子供の心身の健康課題への対応)
9月    ゼミ合宿「宿泊行事における養護教諭の職務の研究」 
      保健室訪問 「保健室経営の実際および養護教諭観を学ぶ」
9月    保健室訪問の報告
10~11月 論文講読・研究準備(文献検索・テーマの探求)
12月  児童相談所・特別支援学校・高等学校(定時制)の見学
     「種々の校種の養護教諭の職務の実際を学ぶ・専門機関との連携について学ぶ」
11~ 1月 養護教諭が行う集団を対象とした心身の健康に関する指導の研究「指導場面の実際を学ぶ」」
      各自の卒業研究のテーマに関する文献研究「自ら研究テーマを決定し、研究計画を立てる」
      4年生の卒業論文発表会に参加(4年生との交流)


2.養護教諭研究演習(ゼミ)を履修するには

「学校教育」「養護教諭の実践」「子供の心と体の健康課題及びその課題解決」等に関心があること。


3.担当者の専門分野

養護教諭教育学会や健康相談活動学会、学校保健学会、安全教育学会、教師教育学会、生徒指導学会等に所属し、養護実践分野の中でも、特に「養護教諭の資質能力向上」、そして「健康相談活動・健康相談」「保健室経営」等について研究しています。


【近年の卒業論文テーマの例】
「特別な支援を必要とする子どもの家族支援に関する研究」
「養護教諭が行う救急処置が与える心理的影響」
「養護教諭を目指した学生の進路変更の決意の契機に関する研究」
「高校生の『居場所環境』と精神健康度の関連」
「音楽が感情にもたらす影響について」
「学校における病気を持った児童生徒への支援と配慮について」
「東日本大震災のその後」
「実用性のある救急バッグの中身」
「学校現場におけるセクシャルマイノリティ」
「月経前症候群(PMS)についてー日常生活との関連―」など

4.教員紹介

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臨床心理研究室(福井至先生)

1.心理療法演習の内容

最初に、卒業論文を書くまでに必要な作業について説明します。その後、先輩の卒業論文や修士論文をわかりやすく簡単にまとめた本(図説 認知行動療法ステップアップ・ガイド―治療と予防への応用)を、章ごとに発表の担当を決めて発表していっていただきます。この発表を通して、実際の卒業論文を仕上げるまでに必要な作業が、具体的に理解できます。また、一連の発表を聞きながら、自分の興味あるテーマを探していっていただきます。
その後は、ゼミ生各自の自主自律の精神で、卒論に向けて研究計画を立てたり、予備調査や予備実験を行ったりして、ゼミナールⅡで本調査や本実験をしていっていただきます。


2.ゼミを履修するために

明るく素直で、探求心旺盛で、授業に必ず出席してくれる学生を望みます。また、ゼミナールⅠの後半からは、各自の自主性で卒論制作の速度が大幅に異なってきます。今までで一番早かった人は、3年生の間に卒論が出来上がってしまい、4年生では精神保健福祉士の国家試験対策を十分にして、現在精神保健福祉士として活躍している人がいます。逆に、論文をほとんど読まず、そのためまともな研究計画が立てられずに、卒業論文が書けなかった学生さんもいらっしゃいます。また、論文を読むにあたっては、多変量解析の知識が必要な場面が多々ありますので、井上先生の多変量解析の授業は必須です。
またゼミナールのようなグループ演習は、人間関係を学ぶ場でもあります。自分の事だけではなく周囲にも気を配りつつ、自らの課題に真摯に努力する姿勢のある学生を望みます。


3.教員の専門分野

主な専門分野は、学習理論に基礎をおいた行動療法、そしてその発展型としての認知過程を取り入れた認知行動療法です。

4.教員紹介

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健康心理研究室(三浦正江先生)

1.ゼミナールⅠの内容・目標

1)目 標
(1)心理学に関する研究論文の購読を通して,心理学に関する概念や理論,研究法や統計的手法の用い方を理解する。
(2)グループ研究の実施を通して,実際に心理学に関する研究を行うスキルを習得する。
(3)ゼミの全活動を通して,意見交換やディスカッションを行うスキル,プレゼンテーション・スキルを養う。
2)内 容
(1)前 期:数名で1つの研究論文を購読し,発表する。各発表に対して,質疑応答およびディスカッションを行う。
(2)夏休み:3年生から大学院生までの合同メンバーでゼミ合宿を行う。
(3)後 期:数名でのグループ研究(質問紙調査,実験など)を行う。年度末に実施される三浦ゼミ研究発表会でグループごとに研究発表を行う。
(4)その他:全学年合同のゼミ・ミーティング(月1回程度)に参加し,先輩と一緒にゼミの運営活動に携わる。


2.ゼミナールⅠを履修するために学んでおいてほしいこと

心理学実験実習,心理学研究法,心理統計法,応用統計法Ⅰ・Ⅱ(3年次),健康心理学,認知行動療法(3年次)などの履修が望ましい。


3.担当教員の専門分野・これまでの研究テーマ

1)専門分野
 ストレスマネジメント,認知行動療法。
2)これまでの研究テーマ
(1)児童生徒の学校ストレス研究:①学校ストレスの内容や軽減要因の検討,②子どもが「嬉しい」「楽しい」と感じる出来事に注目し,学校ストレスを軽減するポジティブ出来事の役割に関する検討,③学校現場でストレスマネジメント授業を実施したり,子どものストレス調査の結果を担任教師にフィードバックして介入方法を話し合うといった実践研究,④東日本大震災の被災児童生徒のメンタルヘルスに関する検討を行っている。
(2)その他:①思春期の親を対象とした子育てプログラムの実践研究,②筋ジストロフィーの子どもをもつ親のメンタルヘルスに関する基礎研究も行ってきた。


4.その他

勉強は楽しく取り組むことが一番重要だと思っています.仲間と助け合いながら,少しずつ難しい課題にチャレンジしていきましょう.

5.教員紹介

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睡眠行動科学研究室(岡島義先生)

1.ゼミ・研究室紹介

私はこれまで,睡眠,抑うつ,不安に関する研究と臨床を中心に行ってきました。特に,睡眠は,人が生きていくなかで欠かせない活動の一つです。その睡眠が乱れることによって,集中力や学力の低下,不安・抑うつ気分の増加,痛みなどの身体症状の悪化,衝動性・多動性の増加など,多くの問題が生じます。私のゼミ・研究室では,医療,福祉,教育など分野を問わず,睡眠という観点から,ヒトの健康や幸福を追求することを目指します。
キーワード:睡眠,臨床行動分析,認知行動療法


2.(1)研究の流れを理解すること,(2)睡眠のイロハを知ること,(3)対人理解・対人支援を学ぶこと,を大目標とし,次の3つを中心に行う予定です。

(1) 研究論文を「知る」,「読む」:研究論文の検索方法,構成,読み方について理解し,グループで研究論文を読む,発表する
(2) 睡眠が人間生活に及ぼす影響を「知る」:これまでの睡眠研究や書籍を読む,発表する
(3) 人を理解し,支援する方法を「知る」:行動分析に関する書籍を読む,発表する
※ 夏休みには,3,4年生合同の合宿を行います。


3.岡島ゼミを希望する人へのメッセージ

「教員一人が持っている知識は限られたものです。授業で与えられたことだけをこなすのではなく,自ら積極的に考え,調べ,議論してほしいと思います。そして,失敗を恐れず,自分の中で「限界」を決めず,新しいことにどんどんチャレンジしてください。


4.教員紹介

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養護実践研究室(中村直美先生)

1.ゼミナールⅠの内容

《前期》
教育現場が抱える健康にかかわる課題(例えば、①学校不適応 ②いじめ ③発達障害 ④食中毒・感染症 ⑤食物アレルギー ⑤生活習慣病 ⓺学校事故等)をテーマに、文献研究、プレゼンテーション、ケーススタディ、ディスカッションを行います。
《夏季休暇中》
学生が主体となってテーマを決め、ゼミ合宿を行います。
《後期》
現代的健康課題の中から、関心のあるテーマを選び、学校教育活動をコーディネートしたり、保健学習・保健指導の指導案を作成し模擬授業を行ったりします。


2.ゼミナールⅠの目標

・教育現場での様々な場面を想定し、養護教諭としての現場対応能力・実践力を身に付けることができる。
・学生一人一人の学びを大切にしながら交流し、人間理解に基づく豊かな感性を高め、養護教諭の基礎となる「養護教諭観」をもつことができる。


3.ゼミナールⅠを履修する人は

「子どもの健やかな成長のために何ができるかを積極的に考えてみたい」「自分のなりたい養護教諭について模索してみたい」という志のある方が望ましいです。


4.担当者の自己紹介・専門分野

養護教諭としての25年間の実践をもとに研究・学問を融合させながら、養護教諭を目指す学生が自信をもって教育現場で力を発揮するための支援を行っていきたいと思っています。
《学校現場で力を入れてきたこと》
健康相談、保健教科学習、学校保健組織活動

《これまでの実践研究テーマ》
「生活習慣改善のための健康教育プログラム の検討」
「中学校保健学習における学習意欲を高める授業実践とその評価」
「不適応生徒への心理教育的援助」
「養護教諭による生活分析的カウンセリング適用事例の検討」
「健康教育における中学校区連携強化への支援」

5.教員紹介

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医療心理研究室(五十嵐友里先生)

1.担当教員の専門分野

身体の病気を持つ患者さんとそのご家族、不安障害の患者さんに対する心理的ケアや心理療法を主な研究のテーマにしています。心理療法の中では、認知行動療法を専門としており、認知行動療法に基づく研究や臨床実践を展開しています。


2.ゼミ・研究室の理念

医療心理研究室では、下記の3つを理念として掲げています。
「心理学と日常生活をつなげる」
「心理学を日常生活にいかす」
「心理学を通して医療と社会に貢献する」
そこで、ゼミでは主に1点目と2点目を目指した学びに取り組みます。

3.一緒に学ぶ学生さんに期待すること

積極的な意欲を持って主体的に仲間とともに取り組むことを期待します。あまり気負わずに、みんなで一緒に分からないことも知り得たことも共有しながらともに進んでいきましょう。また、上記の理念に掲げたように、心理学の学びを日常生活の中でも振り返り、関連を考えながら学びを深めて下さい。

4.ゼミナールの内容

・臨床心理学の論文を読み、その目的、方法論、結果、考察を理解し、プレゼンします。
 ・互いにそれぞれのプレゼンに対して質疑応答し、ディスカッションします。
 ・発表する中で理解できなかった重要課題に関しては、別途追加課題として取り組み、みんなで共有して知識のブラッシュアップを図ります。
 ・後半にグループ研究を行うかどうかなどは、学びの進捗をふまえて検討します。

5.到達目標(ゼミでの課題を通して、下記を身につけます)

・心理学の概念や研究方法、結果の理解の仕方とまとめ方
などを習得し、興味を持った課題を検証する方法を
計画立案できるようになること。
・自らの考えをまとめ、発信する方法を学ぶこと。
・他者の意見を聞き、そこから学ぶ姿勢を獲得すること。

6.教員紹介

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人格発達心理研究室(平野真理先生)

1.ゼミナールⅠの概要

【テーマ】「人と人の心の違い(個人差)をもたらすものはなにか」、また「人の心がどのように多様であり、変化(発達)していくのか」ということについて、研究と対話を通して考えることがテーマです。週に1回、少し真面目に心と向き合う時間になればと思います。

ゼミで体験的に学んでいただきたいこと
1. 世の中や、生活の中、周りの人の心の動きに関心を持つこと【関心を言葉にする】
2. 自分が抱いた、人間の心への興味関心について、研究という枠組みから理解を深める方法を学ぶ【研究論文を探す・読む】【調査研究を実践する】
3. 自分の理解を、うまく伝わるように表現する方法を学ぶ【プレゼン】
4. 自分の考えを、他の人との対話を通して拡げる経験を持つ【対話の機会】

【具体的な予定】(人数等の関係により、変更する可能性があります)
 前期前半は、まずレジリエンスのワークを通して、教員の研究テーマであるレジリエンス(心理的回復力)や心の多様性についての理解を深めます。
 同時に、①自分が生活の中で抱いた「心」への関心を心理学の言葉で説明できるようにし、②研究論文から分かったことをプレゼンする中で、論文の読み方・プレゼン手法を学びます。また、ディスカッションを通して、ただ「会話」するだけでなく、「対話」ができるようにしていきます。
 前期後半は、いま関心があるテーマごとに集まったグループで、③実際に調査研究を行ってみることで、「心を研究から理解する」流れをひと通り学びます。
 夏休みには合宿を行い、ゼミ仲間と旅行を楽しみつつボディワークや他者理解のワークを行います。詳しい内容は相談して決めたいと思います。
 後期前半は、①グループ研究のまとめと発表会を行います。
 後期後半は、①アンケート調査以外の様々な研究の方法を体験的に理解し、②卒論に向けた個人の研究テーマの探求とプレゼンを行います。


2.担当教員の自己紹介・研究テーマ

研究テーマは、パーソナリティの個人差と発達です。
「同じストレス状況の中で、すぐに傷ついてしまう人と、傷つかない人がいるのはどうしてなのだろう?」と疑問を持ったのがきっかけでした。
それから主に、「レジリエンス(心の回復力)」について、どのように身につけられるものなのか、他者とのかかわりの中でどのように育まれるのか、といったことや、様々なレジリエンスのあり方(多様性)を理解する方法を研究しています。

3.教員紹介

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