リハビリテーション学科

学科の概要

 

学科の概要

尊さに向きあう、しなやかに寄りそう。

尊い生命と向きあい寄りそう、リハビリテーションの専門職である「作業療法士」と「理学療法士」。現代における、その重要性の高まりも知られています。子どもから高齢者まで、あらゆる世代の人々と向き合い、優しさと温もりの支援を、丁寧に細やかに行うセラピストを育成し活躍の場へ。
本学科は、女性のしなやかな感性と優しさを生かした「作業療法士」と「理学療法士」を、育成します。

2つの専攻

8つの強み

東京家政大学 リハビリテーション学科には、8つの強みがあります。

強み01|現場力の育成

私たちが、強みの第一として挙げるのは、1年次から「作業療法学専攻」「理学療法学専攻」それぞれの専門的な講義を受けられることです。演習で身体を動かして学ぶことができるということが、確かな効果としてあらわれます。専門分野を学ぶのが早く、1年次から演習がある事で理解が早く深まることが特徴です。

強み02|ていねいな指導

経験豊かな教員が、あらゆる学びをていねいにサポートします。作業療法士・理学療法士としての意識を養い、学びを深めるための土台づくり、疾病とリハビリテーションの基礎を学び、さらに現場で役立つ技術を身につけ、臨床実習経験を重ね、研究法も学びます。また「身体を動かす実践力」を高める授業もそろっており、一歩進んだ学びや支援で社会に貢献できる作業療法士・理学療法士を育成します。

強み03|女性のさらなる活躍へ

対象者一人ひとりに合った支援を行うにあたり、女性のきめ細やかな視点やしなやかな感性が大変重要です。女性の活躍が期待されるこの分野に対して、女子大で初めて作業療法士と理学療法士の養成を行うリハビリテーション学科を2018年に開設しました。50年先まで活躍できるセラピストを養成します。

強み04|最新設備の充実

本学科には、運動解析システムとして3次元動作解析システム(Viconシステム・フォースプレート6枚)、超音波診断装置、脳機能のイメージング(光トポグラフィ)、磁気刺激装置、自動車運転シミュレーション装置など運動解析から脳機能解析まで可能な、多種多様な機器が設置されており、最新の知識や技術を学べます。

強み05|医療進化に対応

本学科のカリキュラムには、積極的に新しい医療に対応した科目を取り入れており、国家試験対策に留まらない幅広い専門知識が身につきます。例えば、授業科目の一つ「ヒューマンロボティクス」では、リハビリテーション領域で増えている、治療機器や介護福祉機器としての、ロボットの活用の現状を学びます。

強み06|他学科・専攻との連携

基礎教養科目と専門基礎科目には、「看護学科」と共通で開講される科目もあり、授業内でグループを形成する際は学科・専攻を混成する予定です。これは学科を超えて交流し合うこと、それぞれの専門性を生かし連携・補完し合う意識を育むことを目指し、将来「保健医療専門職」になることを意識付けることを目的としています。加えてリハビリテーション栄養学の授業で、栄養学科・管理栄養学科の先生の授業が受けられます。

強み07|学ぶ発達支援

リハビリテーション学科では、板橋キャンパス内に併設された児童発達支援事業所「わかくさ」の協力を得て見学実習や卒業研究を行い、子どもの発達を支援する総合的な学びを経験できます。狭山キャンパスには子ども専用に感覚統合療法ができる「発達系実習室」が設置され、遊びを通して発達を支援できる環境が整備されています。

強み08|地域と連携・貢献

地域のニーズに応える人材提供と連携事業の展開は次代への課題です。本学は所在地の狭山市とも連携。狭山キャンパスでは既に「看護学科」「子ども学部 子ども支援学科」が狭山市・入間市と連携し、支援を要する子どもに対する事業に参画しています。リハビリテーション学科も、地域貢献の一環として、「看護学科」および「子ども支援学科」と共に、地域の発達障がい児や高齢者に関わる保健医療福祉の課題への調査と研究を支援。多様な価値観を持った方々と関わることで、これからも地域社会のニーズに応えられる人材の提供と連携事業の展開に努めてまいります。

教育方針・受入方針

育成する人材像

気づかう、助けになる、力になれる。
質の高い実践力をもつ専門職者へ。

建学の精神は「自主自律」。この職業的自律性に基づき、あらゆる世代の方々がその人らしく生活することができるよう、対応できる質の高いリハビリテーションサービスの実践力をもち、さらに保健医療福祉の発展と向上に貢献できる人材を育成します。

リハビリテーション学科の育成する人材像
  • 生命の尊重と人格の尊厳および豊かな人間性に基づき、社会のニーズに対応できる質の高いリハビリテーションサービスの実践力を有する
  • チームの一員として協働する能力を有する
  • 専門職業教育に求められる科学的根拠に裏づけされた専門的知識・技術・態度および主体的学修能力を有する