先輩の声
社会で活躍する卒業生
- 商品企画・開発
- 品質検査・管理
- 家庭科教諭(中学校・高等学校)
- 衣料管理士
- ファッションアドバイザー
- ショップディレクター
- 販売・接客・サービス
- テキスタイルデザイナー
- 和裁士
- 衣装制作
- デザイナー
- パタンナー
- アパレル企画
- 学芸員
衛生用品研究開発
R.H.さん [平成30年度卒業]
日本製紙クレシア株式会社
試行錯誤の上に考案したアイディアが商品に採用された時の達成感はひとしおです。

私は現在、紙おむつや吸水ナプキンの研究開発の仕事をしています。 いろいろな商品の性能を研究し、よりよい商品を作るためにはどうしたらよいかを考えることが仕事です。研究の仕事はデータを地道に集めることから始まるので根気がいる作業が伴います。
しかし、だからこそ試行錯誤の上に考案したアイディアが商品に採用された時の達成感は、ひとしおです。これからもよりよい商品を世に届けられるよう、頑張っていきたいと思います。 学生時代は研究室で「素材の物性」と「ここちよさ」の関係性について研究しました。入学前は文系だった私ですが、データの扱い方やまとめ方も学ぶことができました。研究に対してどんな姿勢で挑むべきか学べたことも、大きな収穫でした。研究で得た知見は現在の仕事にそのまま応用できるので、大学での学びが非常に役立っています。
縫製
G.C.さん [令和2年度卒業]
プレシャス・インフィニティ・ジャパン株式会社
募集していない会社にも諦めずにアポイントを取りました。

卒業後も縫製を続けたいと思い就職活動を行いました。コロナ禍では縫製の新卒募集は殆どなかったのですが、募集していない会社にも諦めずにアポイントを取ってみました。面接時にポートフォリオを持参して、大学で取り組んだことや習得した技術をより明確に伝えられました。
現在はPIJにて、衣類の量産や製造工程で発生した不良品の格上げ補修を行っています。補修をすることで、商品価値のなかったものに価値を与え、市場に送り出せることに大きなやりがいを感じます。縫製の他に、検品やしみ抜き等にも携わるので、幅広い知識と技術が求められます。授業で学んだことは勿論、衣料管理士の資格が役立っています。家政大の魅力は縫製から科学系まで総合的に学べるところです。少しでも興味のある分野を積極的に学んでおくと、進路の視野も広がるのではないでしょうか。
バイヤー
A.K.さん
株式会社しまむら
買い付けた商品が人気を得て売り上げや高評価につながる喜びは格別です。

高校の授業では化学の実験が好きだったので、興味のあるファッションについて実験を交えながら学べる点に魅力を感じ、服飾美術学科に進学。大学の授業では特に「被服材料学実験」が好きで、実験を通じて繊維の特徴を見極められることのおもしろさに惹かれました。専門的な繊維の知識を修得し、現在の仕事では商談する 際に役立っています。詳しく見る>
中学教諭
Y.S.さん
中学教諭(家庭科)
今のあなた・大人になったあなたの引き出しとなる授業を

家庭科は、他の教科よりも生活に密接した教科だと考えています。定期テストや入試に直接関係しないからこそ、生活力や課題解決、新しい価値観、多角的な視点を養う授業を心がけています。子どもたちは調理より裁縫に苦手意識を持つことが多いですが、大学で学んだポイントを活用し、その意識を少しでも和らげたいと考えています。また、ものづくりの楽しさや、物を修繕・リメイクして長く使う大切さも伝え、持続可能な生活の意識を育てる授業を目指しています。
フィギュアスケート衣装制作
G.C.さん
大学で学び得た知見と技術を活用する日々

アシスタントとしてフィギュアスケートの衣装を制作しています。デザイン、パターン、染色、縫製、装飾など、衣装制作におけるほぼ全ての工程に携わる中で、大学時代に学んだ専門的で幅広い知識技術を日々活用しています。 卒業制作では「白鳥の湖」の研究をもとにしたスケートの衣装を制作しました。先生にご指導いただきながら衣装制作の工程をひと通り実践できたことは、現在の仕事に大きく役立っていると実感しています。
繊維製品検査
K.R.さん
専門知識で「安心・安全」を届けています

洋服等の素材の品質性能を試験し、評価する仕事をしています。扱うのは、開発段階の生地や製品、販売後に問題が生じた商品など様々です。試験の種類は数えきれないほど多く、専門性が高い仕事ですが、大学で学んだ知識が基礎となっており、服飾美術学科だったからこそ理解できていると感じる場面は多々あります。大学での学びを直接活かして消費者に安心と安全を届けられる、やりがいのある仕事です。
先輩に聞く「学び」活用術
~ 家政大だからできる「学び」。「自分の“好き”」の見つけ方を聞いてみよう ~
N.Y.さん
将来何になりたいかが明確な人も、まだ迷っている人でも安心して学べる場所

Q1. 東京家政大学を志望した理由は? |
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A1. 私が東京家政大学を知ったきっかけは知り合いからの勧めでした。自宅からのアクセスが良かったことや、キャンパス内の雰囲気や資格が取れるところ、就職サポートが整っていることに魅力を感じ、自分にも合っている環境だなと思い、東京家政大学に行こうと決めました。 実際、他の4年制大学よりも設備が整っており、授業に集中して取り組むことができました。 |
Q2. 服飾美術学科を志望した理由は? |
A2. 私が服飾美術学科を志望した理由は、衣服に関する知識を学びたかったからです。 私は昔から服を着ること、コーディネートをすることが好きだったので、就職する際にはアパレル業界に入りたいと思っていたことから、衣服について幅広く、詳しく学べる服飾美術学科を選びました。 また、学生が主体でファッションショーを作りあげるEVEや、フランス研修などの授業外で学べる環境が魅力的でした。 |
Q3. 楽しかった授業・印象に残っている授業とその感想を教えてください。 |
A3. 楽しかった授業はデザインやコンピューターグラフィックの授業です。 元々絵を描くのが好きだったため、授業内でテーマに沿って絵を描くことはとても楽しかったです。アナログでもデジタルでも初めて知る技法を多く学ぶことができました。 また、パソコンを使用して絵を描くのは初めてでしたが、分からない部分も質問しやすく、スムーズに授業を進めることができ、パソコンを扱えるようになっていくのが嬉しかったです。 |
Q4. 大変だったがやりがいを感じた・努力したと感じる授業や取り組みなどを教えてください。 |
A4. 特にやりがいを感じた授業は衣服制作の授業です。採寸してパターンから引いて、裁断して縫製するといったことを、他の授業もある中で進めていかなければならないので、ただ作るだけではなくスケジュール管理をしながら取り組みました。完成すると大きな達成感に包まれますし、それを実際に身につける時には特別な気持ちになります! |
Q5. EVEの活動で工夫したこと・大変だったこと・楽しかったことなど感想を教えてください。 |
A5. EVEには1年生でモデル、2年生では縫製、3年生にもう一度モデルとデザイナーとして3年間参加しました。中でも大変だったのは衣装製作です。作ったことの無い形のものや、触ったことの無い素材の扱いが難しかったです。さらに、授業で培ったものはもちろん、EVEでモデルとして学んだ知識や、2年次で身につけた技術を活用することで、3年次ではより視野を広げた衣装製作をすることができました。 また普段話したことの無かった同級生や、先輩や後輩と関わることで、交流が広がりとても楽しかったです。 |
Q6. 受験生へ服飾美術学科のおすすめポイントを教えてください。 |
A6. 服飾美術学科のおすすめポイントは衣服について幅広く学べるということです。東京家政大学の服飾美術学科では、縫製技術や手芸などの製作系の授業だけではなく、デザイン系の授業や、実験などもあるため繊維のことを科学的に学ぶことができます。 そのため、多方面から衣服についての知識を身につけることができました。将来何になりたいかが明確な人も、まだ迷っている人でも安心して学べる場所 だと思います。 |
I.M.さん
自分が描いているものを実現させるために試行錯誤し、一つのものを作り上げる

Q1. 東京家政大学を志望した理由は? |
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A1.
高校1年生の時にファッションショーEVEを見て、学生が作ったとは思えない衣装のクォリティと引き込まれるショーに圧倒され私もこのショーに参加したいと思ったからです。また、女性の自主自律を掲げている家政大学に私も将来社会に出たときや、生きていくなかでそのような女性になりたいと思ったからです。 |
Q2. 服飾美術学科を志望した理由は? |
A2.
元々ファッションが大好きだったのが大前提にありますが、高校生の時に家政科に所属しており、衣服を作る楽しさや自分で手がけたものが形になっていくことに面白さを感じ、もっと詳しく深く学びたいと思ったからです。 |
Q3. EVEの活動で工夫したこと・大変だったこと・楽しかったことなど感想を教えてください。 |
A3.
私は3年間EVEに参加し、最後の3年生では代表を努めさせていただきました。学生主体で行うものであり、自分が描いているものを実現させるために試行錯誤し、多くの学生で力を合わせ一つのものを作り上げることは決して簡単ではないですが、とてもやりがいを感じることができました。互いの意見を尊重しながら自分をしっかりもつと言う、自分自身を成長させることができる場面だと思います。 |
K.N.さん
自分が好きだと感じて作っているものが、実際に売れることで認められた感覚になり、凄く嬉しかったです。

Q1. 東京家政大学を志望した理由は? |
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A1.
服飾について学べる学部があり、家から通える範囲に大学があったためです。 |
Q2. 服飾美術学科を志望した理由は? |
A2.
服飾系の大学や専門学校に進みたいと考えていましたが、デザイナーやパタンナー、プレス、管理士など具体的にやりたい職業が決まっている訳ではなかったため、服飾について、科学的にもデザインも実際の制作も広く学べる点に魅力を感じて家政大を志望しました。 また、EVEなどのファッションショーの映像を見て、自分も参加したいと思ったこともきっかけです。 |
Q3. 楽しかった授業・印象に残っている授業とその感想を教えてください。 |
A3.
一番楽しかった授業は、服飾造形Ⅱのワンピースとパンツを制作する授業です。自分でデザイン画を描いて、それを実際に制作するのですが、先生に教えていただきながら、出来るだけ自力で制作する経験は、その後の卒業制作に活きたと思います。また、実物のパンツも制作し、一気に作れる服の幅が広がったことも嬉しく、印象に残っています。 |
Q4. 大変だったがやりがいを感じた・努力したと感じる授業や取り組みなどを教えてください。 |
A4.
大学の、ドリームプラン奨学金に申し込み参加した、デザインフェスタというハンドメイドイベントが印象に残っています。自分で作品を制作し、それを販売するのですが、自分が好きだと感じて作っているものが、実際に売れることで認められた感覚になり、凄く嬉しかったためです。作ったものをお金を払って買ってもらうことの難しさや、似たようなデザインでも時間を出来るだけかけずに制作するためのパターンや素材選びなど、総合的に大学での学びが活きる経験でした。 |
Q5. 受験生へ服飾美術学科のおすすめポイントを教えてください。 |
A5.
アパレルに興味があるが、専門的に学びたいジャンルが決まっていないという人でも、家政大では科学的にもデザインや制作面(和服も洋服も)でも広く学ぶことが出来るので、やりたいことが見えてくると思います。また、EVEや卒ショーなど、自分が希望すれば本格的な衣装作りに関われる場がたくさんある点もおすすめポイントです!生徒も先生も優しく、クラス制なので他の人と仲良くなりやすいところも良かったと思います。 |
S.Y.さん
授業と実験を関連させた深い学びを活かし、資格取得に励んでいます。

Q1. 服飾美術学科を志望した理由は? |
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A1.
私は高校で家庭科を専門的に学ぶ学科で特に被服について学んでいました。しかし、学びを深めていく中で繊維の特色をもっと知りたいと思い、大学進学を決意し、この服飾美術学科では幅広い学びができるのと自分が作った作品を商品として販売でき、地域の人との交流を深められる「ハンドメイドショップ」が自分のやりたいことに最も近いと思ったので、この服飾美術学科を志望しました。 |
Q2. 大変だったがやりがいを感じた・努力したと感じる授業や取り組みなどを教えてください。 |
A2.
私は衣料管理士1級の資格取得に向けて、繊維に関する講義や実験を履修しています。講義では基礎を学び、実験では講義で学んだことの確認や不明な点の解決をするようにしています。授業を関連させて学ぶことで深い学びが出来ていると実感しています。さらに、大学での学びを生かして、消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図り、製造や販売を適切な方向に導くスペシャリストである、繊維製品品質管理士(TES)の資格取得に励んでいます。 |