会長あいさつ
「未来を切り開く支援」と「学生一人ひとりの成長を支える体制づくり」を
後援会会員の皆様には、日頃より後援会活動に深いご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。近年、女子大学においては新規募集の停止や合併といった動きが見られ、女子大学単体での存続が難しい時代を迎えています。今後、18歳人口は減少し、10年後以降はさらに急激な人口減少が予測されております。
144年前、本学創設者・渡邉辰五郎先生は、「自主自律」を建学の精神として掲げ、「女性の専門性を高める教育」に力を注がれました。この東京家政大学の144年にわたる歴史と伝統を、私たちは守り抜かなければなりません。同時に、歴史と伝統を大切にしながらも、それに甘んじることなく、積極的に東京家政大学の魅力を外に向けて発信し、未来に向けて挑戦していく姿勢が求められています。
本学では、創立150周年に向けた大改革として、「東京家政大学ビジョン150」を策定し、さまざまな取り組みを進めています。後援会としても、これを強力に支援する体制の構築を進めてまいります。
後援会が目指す方向性として、「未来を切り開く支援」と「学生一人ひとりの成長を支える体制づくり」を掲げ、未来を担う学生たちが夢を実現できるよう、確かな基盤づくりに努めてまいります。
その一環として、「ドリームプラン」「学会奨励金」「食の支援」への予算を大幅に増額し、学生の創造性や挑戦を後押しする体制をより一層充実させてまいります。また、ジェンダー意識が多様化する時代を逆手にとって女子力を磨き、女子大学ならではの魅力を高め、学生生活をより充実させるため、生理用品の無料配布や給水スポットの拡充といった取り組みも検討しております。学生が安心して学び、成長できる環境を整えるため、キャンパス内外の活動を支える新たな仕組みづくりにも取り組んでまいります。
常に学生の声に耳を傾け、真に必要としている支援を提供できるよう努めてまいります。
これらの取り組みを実現するには、皆様のご支援とご協力が不可欠です。
後援会一同、学生・大学・保護者をつなぐ架け橋となれるよう、皆様と力を合わせてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
東京家政大学 東京家政大学短期大学部 後援会
会長 倉持善栄
令和7年度 後援会役員

《前列左から》
龍野(副会長)/ 長井(顧問) / 古屋(顧問) / 倉持(会長) / 井上(学長) / 兼古(副会長) / 保坂(副会長) / 大瀧(監事)
《後列左から》
巻島(副会長) / 照井(副会長) / 高橋(副会長) / 関茂(副会長) / 桑原(副会長) / 奥村(副会長) / 野田(副会長)
《左上》
菅谷(理事長)