東京都農林水産部との取り組み

ヒューマンライフ支援センター

 

食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。


「とうきょう元気農場」産の食材を使用したレシピ開発

実施年度 :2021
連携先  :東京都産業労働局農林水産部食料安全課
参加学生 :家政学部栄養学科12名
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター専門職員 管理栄養士 堀田千晶
概要   :東京都の農業や農産物への理解を深めるため、栄養学を学ぶ学生が副菜の一品レシピを考案しました。
夏と秋の2回に分けて実施し、旬の食材の風味や特徴を活かしたレシピが、期間限定で学生食堂にて提供されました。あわせて、学生が作成したPOPや、東京都から資料配布及びアンケート等を実施しました。

※所属・役職・名称などは当時のもの


2021年度(令和3年度)


2021年7月6日(水)
試食確認会
学生考案レシピを元に、学生食堂のシェフが調理し、試食確認を行いました。 食材の活かし方や、大量調理ならではの調理の工夫等、プロからのアドバイスを受けることができました。
2021年7月7日(水)~12日(月)
学生食堂による提供
じゃがいも、たまねぎを使用した学生考案レシピ5品が、小鉢で提供されました。
2021年12月7日(火)
試食確認会
学生考案レシピを元に、学生食堂のシェフが調理し、試食確認を行いました。 うま味の活かし方や、合わせる食材等、プロのアレンジを体感し、自身のレシピへの活かし方を学んでいる様子でした。
2021年12月8日(水)~14日(火)
学生食堂による提供
大根、さつまいもを使用した学生考案レシピ5品が、小鉢で提供されました。
参加した学生の声

家政学部栄養学科
今回初めての参加でしたが、これまで参加したインターンシップと比べても、「食育」をより意識した実践的な内容でした。東京産の野菜を使用するだけでなく、学生食堂で提供されることから、幅広い料理に合う副菜をじっくり考えつつ、季節を意識した味付けにできました。

家政学部栄養学科
私自身、東京産の野菜のことをよく知らなかったので、今回の活動で知識を深めることができました。じゃがいもやたまねぎを使ったレシピはたくさんあり、オリジナリティーを出すのが難しかったですが、たくさんの方に食べてほしいという思いでレシピを完成させることができました。

家政学部栄養学科
自分自身が考案したレシピに対して、学生食堂のシェフの方から意見を聞けたり、他の学生の発想がどれも面白く、今後のレシピ考案への意欲につながりました。発想を豊かにするためには、調理の機会を増やしたり、調理の基礎知識について学んだり、関心を持つことが重要だと思いました。