地域社会の一員として

 

地域社会の一員として

ここでは、地域社会の一員として、自治体との協働や生涯学習を通じた地域への貢献、学外での活動などについて紹介させていただきます。
 また、「資源の有効利用・リサイクル」「公共交通機関利用の推進」などは、地域社会の一員として義務を果たすとともに、教職員が率先してリサイクルや省エネルギーに取り組む姿勢を示すことが、学生達への教育的なメッセージでもあると考えています。

板橋区、板橋区立エコポリスセンターとの連携、協働

本学は、2008年3月11日に板橋区役所において、板橋区と「環境教育相互支援制度の協定」を締結しました。この協定は、本学の「環境教育を担う人材育成のために、実体験の場がほしい」という思いと、板橋区の「環境教育の充実に貢献したい」という思いが実を結んだものです。
 実際の活動は、本学で4月から開講した「環境保全教育」という授業に、板橋区から講師を派遣していただき、学生が環境学習の実践法について指導を受けます。次に、受講した学生たちが、区のエコポリスセンターが行う「環境教育プログラム」の体験や区民対象の区が実施する行事の講師、講師補助を務め、環境教育のノウハウを学ぶというものです。
 このような環境教育をテーマにした自治体と教育機関の協定締結は、今まであまり例がありません。協定書締結式には、板橋区からは、坂本健板橋区長をはじめ、区職員の方々、東京家政大学からは、木元幸一学長他教職員が参加しました。協定書に署名・確認後、学長と区長は固い握手を交わし、事業の成功を誓い合いました。

サークル・ボランティアの活動

環境をテーマとしたサークル活動も盛んで、環境サークル「ジアス」は学園祭ではゴミの分別、生分解プラスチックトレイの利用を積極的に進めています。
また学外のイベント(NHKエコスタイルストリート、2008、2009、2010)、練馬区環境・リサイクルフェアーなどで展示を行ったり、ペットボトルキャップを回収しワクチン購入への募金運動に参加する、などの活動を行っています。「ジアス」の活動を記載したTOKYO KASEI PRESSの記事をごらんください。

資源の有効利用・リサイクル

一般廃棄物は、「粗大ゴミ」、「生ゴミ」、「可燃ゴミ」、「不燃ゴミ」、「ペットボトル」、「びん・缶」、「新聞・雑誌・段ボール」、「紙類リサイクル」、「MIX古紙」、「シュレッダー古紙」の10種類に分別し、それぞれ再資源化と適正処理を行っています(右上写真)。
また、生ゴミについては生ゴミリサイクル機(右下写真)により再資源化し、学内の樹木や草花の肥料としています。

公共交通機関の利用の推進と学内輸送の省CO2

交通の便利な板橋キャンパスでは、公共交通機関の利用を徹底しています。学生の登下校はもちろん、教職員も率先して範を示し、理事長・学長用の校用車さえも保有していません。

キャンパス内の荷物の運搬は充電式の電動ターレットなどで行い、ガソリンやディーゼルの自動車の使用は、キャンパス外からの荷物の搬出入に必要な、最小限の車両にとどめています。

大学最寄りの十条駅(上)

学内で活躍する電動式
ターレット(左)

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