2020年 特別企画展展示風景

 

2020年 特別企画展「きものと色-藍と紅を中心に-」展示風景

会場の様子をご紹介します。

プロローグ

プロローグでは、「染料の種類」や「染まる仕組み」を解説しています。また、現代に活かされる日本の伝統色の一例を紹介します。

会場入口
展示を見る前に・・・「染料」について

第1章 藍

第1章では、現代の日本人にもなじみ深い藍について、藍染めの作品の展示と共に、藍の歴史や藍と呼ばれる植物の多様さ、他の天然染料にはみられない特殊な染色方法などについて紹介します。

藍染めのきもの
被衣、陣羽織 [共立女子大学博物館蔵]、裃
藍について

第2章 紅

第2章では、憧れの色であった紅について、紅花染めの作品の展示と共に、紅花の歴史やさまざまな利用方法、他の天然染料にはみられない特殊な染色方法などについて紹介します。

紅花について
紅花と化粧
紅花染めのきもの

第3章 さまざまな色

第3章では、さまざまな天然染料で染められた作品を通して、自然から得られる色の多様性や奥深さに注目します。また、東京家政大学の校祖・渡邉辰五郎の出生地である千葉県長南町と長南紅花について、その歴史と現在の取り組みを紹介します。

火事装束と陣羽織 [共立女子大学博物館蔵] [個人蔵]
日本古来の色彩概念-あか、くろ、しろ、あお
草木染絹糸 [山崎和樹(草木染研究所柿生工房主宰)蔵]
植物染料 [山崎和樹(草木染研究所柿生工房主宰)蔵]
天然染料による表現 土屋順紀氏制作のきもの
長南町と長南紅花

会場へのアプローチ

「日本の伝統色」 日本古来の美しい色と趣のある色名を紹介しています