2020年 特別企画展「きものと色-藍と紅を中心に-」
開催期間 | 令和2年10月15日(木)~11月19日(木) ※学内限定公開 |
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休館日 | 土曜・日曜・祝日 |
開館時間 | 9時30分~17時00分 (入館は閉館の30分前まで) |
入館料 | 無料 |
開催場所 | 東京家政大学博物館 (板橋校舎 百周年記念館5階) 東京都板橋区加賀1-18-1 TEL 03-3961-2918 |
しろ、くろ、あか、あお…私たちの衣服は様々な色にあふれています。
衣服を染めるのにはさまざまな染料が使われますが、現在使用されているそのほとんどは合成染料です。19世紀の中頃に世界初の合成染料が発見されるまで、私たちは動植物から抽出できる天然の染料によって色を得ていました。
日本の色彩文化において欠かせないのは藍色と紅色でしょう。藍色は、日本のみならず世界においても「ジャパン・ブルー」と呼ばれ親しまれています。紅色は、ハレの日の衣服の色であり、女性を彩る最高級の口紅の色でもあります。
それぞれの色を染める染料は、藍と紅花という植物から作られます。藍と紅花は染料のひとつでありながら、それぞれ独自の文化を築き上げ、再び注目が集まっています。
本展では、主にこの藍と紅花で染められた小袖や染料などの展示を通して、自然から得られる「色」の魅力を見つめ直します。
さらに、東京家政大学の校祖渡邉辰五郎の出生地である千葉県長南町と長南紅花についてもご紹介します。
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