インドネシアのワヤン

 

収蔵品紹介 インドネシアのワヤン

ワヤン・クリ

ワヤン・ゴレ

ワヤンはユネスコの世界無形文化遺産にも登録されたインドネシアの伝統的な芸能で、影絵芝居のワヤン・クリや木偶人形芝居のワヤン・ゴレ、仮面芝居のワヤン・トペンなどがあり、上演スタイルもそれぞれに個性的です。

当館では平成19年に特別企画展「影と色彩の魅惑ワヤン」を開催し、日本ワヤン協会主宰であった松本亮氏が40年以上かけて収集されてきた膨大なコレクションの一部を皆様にご紹介しました。この「松本亮コレクション」は、インドネシアで上演される物語の主要人物を中核とした体系的なコレクションであることに加え、アジア各国やトルコの影絵芝居人形も含まれ、比較研究という観点からも非常に有益で貴重な資料となっています。

平成20年・26年・27年には、氏が所有するコレクションから、ワヤン人形を中心とした、1,000点を超す資料と2,000冊以上の関連図書をご寄贈いただきました。

ワヤンの実演

当館ではワヤンの魅力を多くの方に知って頂くために、平成21年から平成28年まで年1回のワヤンの実演を行ってきました。

第4回「スマントリ、スコスロノ兄弟の物語」実演風景

第8回ワヤンの実演「満月の夜のリムブ」実演風景

資料の一部を「文化遺産オンライン」上で公開しています (2013.12月現在 102件)

「文化遺産オンライン」サイトで検索

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。