「Vence フレネ学校の児童画 -造形表現と人間形成-」

 

2023年 後期常設展② 「Vence フレネ学校の児童画 -造形表現と人間形成-」

開催期間 2023年9月15日(金)~2024年1月22日(月) 終了しました

[前期] 9月15日(金)~ 11月4日(土)
[後期] 11月13日(月)~ 1月22日(月)
 ※前後期で大幅な展示替えを行います。
 ※ご来館の前に「開館カレンダー」で最新情報をご確認ください。
休館日 日曜・祝日、展示替期間(11/5~11/12)、その他
 ※一部広報で「展示替期間」に誤りがありました。正しくは上の通りです。
開館時間 10:00~16:30 (入館は閉館の30分前まで)
入館料 無料
開催場所 東京家政大学博物館
(板橋校舎 百周年記念館4階)
東京都板橋区加賀1-18-1
TEL 03-3961-2918
関連イベント
詳しくはこちら
● シンポジウム「造形表現と人間形成 -エリーズ・フレネの場合-」
 2023年 11月18日(土) 13:30~

● スライドトーク
 2023年 10月7日(土)、12月7日(木) 14:00~
展示趣旨

本展では、本学結城研究室に保管されてきたフランス・ヴァンスのフレネ学校において、1950 年代から 1980 年代に描かれた絵画作品を中心にご紹介します。

南仏ヴァンスの澄んだ空の青、樹々の緑、ミモザの黄色とそれを照らす太陽のあたたかな光。
フレネ学校は起伏に富んだ敷地に校舎が点在し、その全体が遊びの場であり、学びの場でもあります。

フレネ教育は、セレスタン・フレネ (1896~1966) が提唱し、妻エリーズとともに実践した教育法で、「現代学校運動」の名で世界に広まりました。
その教育の特徴は、子どもを主体とし、「自由作文」や造形活動といったさまざまな「手仕事」の実践をとおして、子どもの自発的成長を促すことです。

安心して自己表現できる環境で描かれた作品は、作者である子ども自身の伝えたいこと、描きたいこと、語りたいことであふれています。
画面を埋め尽くす色とかたちは、観るものの心を強くとらえます。
子どもたちの自由な表現と、作品からあふれ出るエネルギーを感じていただければ幸いです。


*通常のコレクション展示では、当館の収蔵品を紹介していますが、本展ではフレネ教育研究会のご協力により、本学結城研究室において保管されてきた同会が所蔵する作品を紹介します。
*通常の企画展とは異なり、常設展示室が会場の小さな展覧会です。