文化情報学環

学環の概要

 

学環の概要

学環コンセプト

情報をストーリーとして発信する

情報通信技術とグローバル化が進む現代社会では、膨大な情報を活かして社会に貢献できる力が求められています。
本学では、文化資源や多様な情報をもとに、「問いを編み、新たな価値で社会をつなぎ」、人の心に届くストーリーとして発信する能力を身につけます。ウェルビーイングの視点を大切にし、情報を価値に変える力を通して、人と社会、文化をつなぐ創造的な人材を育成します。

文化情報学環の特徴

文化情報学環は、文化と情報の両面から現代社会を深く理解し、より豊かな社会生活を育む力を学ぶ場です。多様な文化への理解を深めるとともに、情報技術を活用した実践的なスキルを身につけます。

文化情報学環では、こうした力を育むために、国内外の文化に関する知識や異文化コミュニケーション能力、ビッグデータ分析・メディアリテラシーなどの情報スキルの習得を重視しています。さらに、企業や自治体と連携したプロジェクト型学習(PBL)を通じて、現場での実践力を養い、理論と実践を融合させた学習で、社会に貢献できる人材を育成します。

文化と情報の学びを通じて、心身の健康、社会とのつながり、自己の成長を含む“ウェルビーイング”の実現を目指しましょう。


3つの特徴

多様な情報にストーリーを加え、
発信する能力を身につける

書誌やWebコンテンツ等の膨大な情報を分析し、テーマのもとに構成し、自分なりのストーリーとして発信する知識・技術を身につけます。学環の特徴である分野横断的学修により、他領域にまたがる情報を扱います。

PBL等の実践活動を通じて
探究力を深める

自ら問いを立て、その解決のために主体的に模索し、実践する実行力が必要です。豊かな社会実現を目指し、文化・経済活動を促進するため、新たな価値創出となる提案を行い、情報を発信し、実施します。プロジェクト学習(PBL)や企業と提携した実践活動を通じて、効果的に学修します。

ミュージアムでの活動で
情報収集・管理スキルを身につける

140周年記念館にリニューアルする本学博物館や地域の美術館、資料館などでの実習活動を通じ、学芸員資格に必要な知識・技術を身につけます。学芸員資格を通して、文化・経済活動に役立つ情報の収集・管理スキルを獲得していきます。

文化情報学環でできること

  • 企業や地域社会と連携した学びを通じて、文化・社会への提案力を身につけます。
  • 情報を整理し、ストーリーを組み立て、デジタルや紙媒体で発信します。
  • 人とつながるコミュニケーション力を身につけ、ミュージアムや企業で実践します。
  • ウェルビーイングな社会を目指し、「幸福の国」北欧諸国の事例を学べます。

4年間の学びのステップ

  • 1年次・・・これからの学びに必要な基礎知識を幅広く学ぶ
  • 2年次・3年次・・・社会について多角的に学びながら、情報発信の表現と手法を身につける。学習内容を社会で実践するため、企業と提携した実践活動等を豊富に実施。
  • 4年次・・・研究テーマを設定し、学習の集大成として卒業研究を行う

学びのフィールド

2026年に完成予定の140周年記念館の中にリニューアルされる「博物館」は、文化情報学環にとっての実践的な学びの場になります。
さらに、社会課題解決プロジェクトを支援するデジタルクリエーションフロアや、動画や音楽などのコンテンツ制作ができる共創スペース、学生が自由に使えるラーニングコモンズなど、最先端の環境で先進的な学びに取り組むことができます。

人材養成・教育研究上の目的

社会で日々創出される膨大な文化情報を収集・分析することで社会的な課題を発見し、その課題に対して新たな価値を提案・実践できる人材を育成します。

教育方針・受け入れ方針