140周年記念館

 

140年。

ただ時を積み重ねてきた
だけではなく、
幾世代をも超えて、
女性の飛躍を連綿とつないできた。
たくましく、次代を生きぬく。
足どり、かろやかに。

2025年、板橋キャンパスに140周年記念館が完成予定です。

過去を知り、
現在を磨き、
未来を創る。

東京家政大学の歴史・現在・未来を象徴する140周年記念館は、新しいコミュニケーションのハブ(中心地であり、結節点)として、現在の学生が集い出会う「ドーム」、歴史と伝統を担う「博物館」、未来への新たな学びの場をつくる「DX(デジタルトランスフォーメーション)強化の拠点」からなります。
この3つそれぞれに相応しいかたちをあたえ、それらが組み合わさるように、新校舎である140周年記念館は構成されます。

起点。

新たなシンボル、
ドームとタワー。

風通しのよい動線により、中学生・高校生・大学生の出会いと交流を促します。また、最寄の十条駅からアクセスしやすい本学十条門から見える玄関口として、皆さまをお迎えします。

伝統。

古きを訪ね求めて、
新しきを導く。

重要有形民俗文化財「渡辺学園 裁縫雛形コレクション」などを通して、140年以上にわたって女性教育の中核を担ってきた本学の教育理念を展示・紹介。本学への誇りと愛情を育む拠りどころとなることを目指します。

新風。

学びも日々、進化。

DX(デジタルトランスフォーメーション)、ICTのさらなる推進のために、デジタル技術を活用した教育の開発・構築、スタジオや機材などを整備。技術の活用だけでなく、どのように、今ある「モノ」「コト」を改善・変革していくかに注力します。

連携。

地域、産業、
そして未来への連携。

学生の実学の場として独自の連携を行なってきた〈ヒューマンライフ支援センター〉と自治体等との連携により、男女共同参画社会における女性の活躍を支援する〈女性未来研究所〉を一元化して設置。連携を通して学内外の教育の活性化を図ります。

共生。

1つの共同体として、
鼓動する建物へ。

学生、職員、来訪者、皆が行き交い、出会い、交流するコミュニティエリア(カフェ・ラウンジなど)を新設します。また、建物内外のバリアフリー動線の確保、緑地整備、太陽光発電の活用による持続可能な社会の実現に向けた取り組みも進めます。

計画名称:140周年記念館建設事業計画

建築面積:約2700㎡

延床面積:約9900㎡

A棟階数:地上9階(高さ約49m)

B棟階数:地上2階(高さ約14m)

A棟構造:鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造

B棟構造:鉄骨造・木造

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タワー:A棟 ドーム:B棟

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B棟内部

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A棟 1F~4F

博物館常設展示室・企画展示室 など(博物館関連施設)

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A棟 1F~4F

博物館常設展示室・企画展示室 など(博物館関連施設)

博物館活動をさらに充実させるため、展示室や収蔵庫などの主要施設を拡充・強化。展示による公開に加え、デジタルコンテンツの作成・発信を推進して、重要有形民俗文化財「渡辺学園 裁縫雛形コレクション」をはじめとする豊富な収蔵品の魅力を発信します。展示室が1・2階になることで、学外から誰もが入りやすいアクセスに。学内だけでなく、地域の社会教育施設として、また地域と本学をつなぐ役割も担います。

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A棟 5F

ヒューマンライフ支援センター/女性未来研究所 など

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A棟 5F

ヒューマンライフ支援センター/女性未来研究所 など

「地域のニーズに学生の学びで応える」をモットーに地域の子育て支援や商品開発等産学連携事業を展開してきた〈ヒューマンライフ支援センター〉と、女性がライフコースの中で遭遇する主要なテーマについて研究し、学びのプログラムを提供してきた〈女性未来研究所〉は、活動をさらに強化するために、新校舎において環境を整備します。

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A棟 6F

ファブスペース型デジタルクリエーションフロア

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A棟 6F

ファブスペース型デジタルクリエーションフロア

抽象的でわかりにくいデジタルの世界を、実際に触って見えるようにして学べます。レーザーカッターや3Dプリンターなどの機材を整備して、リアルな世界とバーチャルな世界を学生が融合できるようにします。
さらにさまざまな学科の学びや、社会課題解決のための学生の自主活動に活かせる、DX時代のものづくり力を養成します。

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A棟 7F

スタジオ型デジタルクリエーションフロア

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A棟 7F

スタジオ型デジタルクリエーションフロア

本学の学生や教員が、気軽にちょっと進んだ動画や音楽を制作して発信できるようにするための収録スタジオと編集設備を整備します。授業のための動画作りや、ダンスや音楽のサークル活動の発表など、デジタル技術をつかって表現力を向上させることができます。8階で推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)についての研究・実践の場との連携機能を持たせます。

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A棟 8F

DX対応教室、ICT支援室・コンピュータシステム管理センター

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A棟 8F

DX対応教室、ICT支援室・コンピュータシステム管理センター

新たなデジタルな学びの世界を体感できます。さらに全学のDX化を推進するコンピュータ管理センターを配置します。ハードだけでなく、教職員や学生との活動への支援も視野に入れています。

+ 学生アシスタント室(7F)・ICT支援室(8F)
デジタルに強い学生を組織・育成し、デジタルに関することについて自主的に学びたい学生へのアシストを行います。他の人に教えることによる学修の向上も目指します。

+ 教職員IT自習室・IT相談室
DX時代に対応したデータサイエンスなどの全学共通の授業やクラウド活用の支援を、学生と教職員に対して行います。

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B棟 1F

エントランスホール/アドミッションセンター/コミュニティカフェ

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B棟 1F

エントランスホール/アドミッションセンター/コミュニティカフェ

140周年記念館の“顔”となる開放的な空間のエントランスホールを学生のための広場として設置。A棟への動線上に本学の歴史に加え、近代史・女性史などを紹介し、通り抜けながら広報・学びの場としても機能させます。また、学生と社会の接点を促す場としてコミュニティカフェを設置し、運営します。

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B棟 2F

学生ラウンジ/自習室

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B棟 2F

学生ラウンジ/ 自習室

オンライン授業を受けるための自習個室、共同グループ実習室などの学生の自主的な活動の場として整備します。

「学校法人渡辺学園 創立140周年 東京家政大学教育・充実基金・募金」へ、
引き続きのご支援・ご協力をお願い申しあげます。

「創立140周年記念館」には、建学の精神、歴史と伝統を活かし次の時代を見据える場としての博物館と、社会と学生をつなぐ教育・研究の場としての産学連携及びDX(情報力)強化の拠点施設を構想しており、新しい時代の教育に力を注げる基盤を作る決意をいたしております。すでに温かいご寄付が建設資金の一部になっておりますが、芳名板はB棟博物館入り口付近に設置させていただく予定です。

学校法人渡辺学園は創立140周年を超えて次のステージへ進むべく、教職員一同、一丸となって邁進する所存でございます。それには、卒業生、保護者の皆さま、本学に関わりのあるすべての方々、さらに本学を愛し、後援してくださる企業・団体の方々など多くの皆さまがたのご支援が大きな支えとなります。学校法人渡辺学園の決意にご賛同いただき、引き続き、特段のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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過去を知り、
現在を磨き、
未来を創る。

東京家政大学は、
次代の学びを追求し続けします。
みなさん一人ひとりが、
新しい未来をつくる力を
伸ばすために。

未来の教育を考え、
「学生ファーストで環境整備」する
140周年記念館