会長挨拶

 

会長挨拶

東京家政大学緑窓会会長
山田 民子
東京裁縫女学校、東京女子専門学校校歌(明治36年2月小杉榲邨作詞)
2020年度を迎え会長挨拶

2020年は、年明けから新型コロナウイルス感染拡大が全世界に及んでおり5月になっても収束が見られない状況です。希望に輝く学生たちの姿に会えることができずとても残念です。大学の前期の授業は、オンラインによる授業を行うようです。新型コロナウイルスが早く収束に向かい、これまでのように活気のある学園に戻ってほしいと願うばかりです。
緑窓会でも、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため集会形式の諸行事を中止させていただいております。5月17日に開催される予定の緑窓会総会も延期せざるを得なくなりました。新役員のご承認も得られずにおりますが、仕事をスタートさせていただいております。
『緑窓会の会長』という責任のある立場での大役に身の引き締まる思いでいっぱいでございますが、会長として皆様のご協力をいただきながら誠心誠意全力を尽くす覚悟でお引き受けいたしました。
先輩たちが幾多もの苦悩を乗り越え、大切に育て上げ、発展させてこられたこの伝統ある緑窓会の会長の責務を全うできるのか資質も力量も持ち合わせていない私にとりまして不安でいっぱいでございますが、経験豊富な副会長の土田壽子姉、寺田恭子姉をはじめ役員の方々と共に一歩一歩着実に任務を遂行するつもりです。緑窓会の会員の皆様からの温かいご支援とご指導をいただきたくどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年度も引き続き、緑窓会のネットワークを目標に理事一同『緑窓会の活動の活性化』を目指していきたいと考えております。集会形式の諸行事が思うように開催されにくい現在は、『今できることは何か』を考えて取り組んでまいりたいと思います。

渡辺学園は、2021年に創立140周年を迎えます。このような節目の年を迎えるにあたり一層の飛躍をしたいと考えております。母校の情報を卒業生の皆様にお伝えし、母校を支えることが卒業生の使命であることの認識を共有するため大学との連携の強化に努めてまいりたいと思います。
理事長・菅谷定彦先生のご挨拶の中に『東京家政大学を中核に、大学院から附属中学・高校、幼稚園・ナースリールームまで小学校を除いて7,800人が学ぶ渡辺学園は、日本私立学校振興・共済事業団の経営調査ランキングでA1~D3までの14段階のうち最上位の3段階に入る「A3」(正常)の高い評価を獲得しています。』ということが記されていました。と同時に『渡辺学園の経営は東京家政大学の収益に多くを依存する構造になっており、厳しさを増す環境の中で勝ち残るには、大学をはじめ全部門での教育、経営さらには意識面での改革を急ぐ必要があると判断します。私達を取り巻く環境の悪化に負けない強靭な体質を、教職員をはじめ、教職員組合、保護者、卒業生などの学園全ステークホルダー(関係者)が一体になって構築することにあります。』とありました。
                    
現在は18歳人口の減少、大学教育のユニバーサル化、産業構造の変化等、私立大学をめぐる環境は大きく変化しています。このような中での有能な学生の確保や、社会の要求にあった多様な学生の対応など、多くの問題を抱えています。一方では、女性の能力と活躍の場が期待されます。
学生をどのように育て、より良い密度の濃い社会参加を果たしていくか、女子大学の役割は大きいと感じます。したがって『緑窓会』でも多様な 卒業生に対応した『同窓会』であることが求められると思います。学園と歩みを共にして、先輩方が守り受け継いでこられた緑窓会の活動を発展させ次の世代に渡していかなければならないと思います。そのためには、若い世代の人たちのニーズに答えられる魅力ある大学・緑窓会にしなければと心新たにしております。『人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が育つ』と言われます。緑窓会と学園が豊かに発展できますよう、ご協力、ご支援をいただきたくよろしくお願い申し上げます。