会長挨拶

 

会長挨拶

東京家政大学緑窓会会長
山田 民子
東京裁縫女学校、東京女子専門学校校歌(明治36年2月小杉榲邨作詞)
ご 挨 拶 ~2024年度を迎えて~


 緑窓会会員の皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
 令和6年新春早々に能登半島を震源とする大地震が発生してしまいました。被災された皆様
におかれましては大変なご苦労をされていることと思います。心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方も多くいらっしゃいます。心よりお悔やみ申し上げます。
翌2日には、羽田空港で日本航空機と海保機が滑走路上で衝突し、両機が炎上する事故があり、
元旦、2日と大変な年の始まりとなってしまいました。1日も早く復興されますことを祈るばかりです。

 このような2024年の幕開けでしたので気持ちが沈んでおりましたが、コロナ禍による行動制限が
緩和されましたので、緑窓会でも4年ぶりに歴史のある明治記念館で新年会を開催いたしました。
2024年は創立143年を迎えます。2024年が素晴らしい年となりますよう参加者一同誓いを新たにいたしました。
 継続して新年会が開催されている様子に、大先輩の方々は大変感動をしていらっしゃいまして、
大学が大きくなっていることに感謝していらっしゃいました。歴史と伝統を継続していくことの重責を感じました。

 昨年より支部総会が活発に開催されるようになりました。参加させていただくたびに東京家政大学を卒業した
先輩、後輩の絆の深さ、また母校愛の強さを感じます。また、温かい交友関係に心の安らぎを感じています。
有意義な支部総会が開催されておりますのでぜひ若い方々にも参加していただきたいと思います。
社会で活躍している卒業生がたくさんいらっしゃいます。先輩たちの多様な生き方を知ることで、
将来の自分を考える際のヒントが見つけられると思いますので是非ご参加ください。
緑窓会の組織の強固さに誇りを感じます。

 昨年、緑窓会では、緑窓会だよりにて『卒業生の調査』をさせていただきました。
ご協力をいただき有難うございました。今後は、会員同士・また会員と在学生が、情報の交換ができる
システムを築きたいと考えています。
 緑窓会では、毎年『緑窓会だより』を発行しておりますが、活躍する卒業生のご紹介は、会員同士の
新たなネットワークを築いており嬉しく思います。
 詳細をお知らせできるまで今しばらくお待ちください。

 世界は今、明日への希望の妨げになるような地球規模の課題に直面しています。
これらを解決し、さらには、新たな価値を創造するためには、多様な『知』が求められ、中でも女性の
果たす役割は大きいと期待されています。
東京家政大学にも143周年の伝統を基盤に女子教育の新時代が来るように思います。
 緑窓会も学園とともに進歩・発展してまいりましょう。

 今年度より『卒業生子女推薦入学試験』を導入致します。
『緑窓会だより№24』に関連記事を掲載しておりますのでご覧ください。
 緑窓会は、顧問でいらっしゃいます菅谷定彦理事長・井上俊哉学長と綿密な連携を取りながら、
今後も会員相互の連携を深め、交流の輪を広げて、母校の発展と緑窓会の発展、そして会員の皆様のご活躍に
貢献できる運営を目指していきたいと思います。

 本年も皆様にとりまして、健康に恵まれた幸多き年でありますようお祈り申し上げます。