会長挨拶

 

会長挨拶

東京家政大学緑窓会会長
山田 民子
東京裁縫女学校、東京女子専門学校校歌(明治36年2月小杉榲邨作詞)
ご挨拶

会員の皆様、こんにちは。日頃より緑窓会の活動にご理解とご協力を賜りまして誠に有難うございます。心より感謝申し上げます。
 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により通常の活動ができませんでしたが、今年もコロナウイルスの変異種等の感染拡大が広がりを見せております。引き続き皆様のご健康・安心・安全を第1に考えながら緑窓会の活動を進めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 今年は、校祖 渡邉辰五郎先生によって、明治14年本郷湯島に和洋裁縫伝習所が開設されてから140周年を迎えます。
 校祖 渡邉辰五郎先生の建学の精神『自主・自律』、第2代学長 青木誠四郎先生の生活信条『愛情・勤勉・聡明』の教育理念を広く受け継いでいくために、台湾支部を含めて全国に48支部があり支部長さんを中心に活発に活動しております。
 今年は、1,750余名の卒業生をお迎えしました。3月18日の卒業式では、来賓として下記のようにご挨拶をさせていただきました。1部をご紹介させていただきます。
 『緑窓会は、卒業生同士が、お互いに親睦を図り教養を高めあい、さらには、在学生に対してサポートもできるという素晴らしい組織です。
 いろいろな面が不透明で多様化している現代では、多くの卒業生が、迷い、悩みながら、孤立しがちな社会の中で頑張っています。
 一時でも気を許せる先輩、後輩と交わることができましたら、建学の精神『自主自律』と生活信条『愛情・勤勉・聡明』の原点に触れることができ、新たな力をいただくことができると思います。卒業生を訪ねてください。
 時代は違っても同じ学び舎で学んだ同窓生の会・緑窓会という素晴らしい組織が、結束を深め、卒業生にとってコミュニティーの輪となり皆様の未来を応援してくださることと思います。
 卒業生の皆様は、必ず、住所地の支部長様をおたずねください。そして先輩の方々との交流を図り、次に続く後輩のよき相談者として成長されますことを期待いたします。
 愛情・勤勉・聡明という生活信条は、卒業後も自分の信条として生涯持ち続けてください。思いやり、目標を実現するために努力すること、正しい判断力、この3つは、人生の永遠の指針になると思います。東京家政大学の卒業生としての誇りをもってこれからの人生を力強く歩んでください。』
 
 2020年の初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大は、人々の生活や経済活動、さらには、人間の価値観まで変えてしまいました。
 大学の授業も、今までに経験したことのない授業スタイルを、余儀なくされておりましたが、この経験したことのない状況下でも知恵を絞り工夫を凝らして前進する学生や教職員の先生方の活動の様子に感動させられました。特に4年生は、最後の1年をコロナ禍で過ごし、就活をはじめ十分なキャンパスライフを体験、経験することなく卒業を迎えることになってしまったと思いますが、ピンチをチャンスにとらえていたかのように前に進んでいた姿が、とても素晴らしかったです。
 コロナ禍は、新しい教育の可能性を開いたと思います。時代の変化は、学生たちの可能性をさらに高めるものと思いますので、期待を込めて応援したいと思います。
 このような若者のために、未来の社会のために私たち卒業生は、今、何をすべきか考えていきましょう。

 新型コロナウイルス感染拡大が、早く終息に向かい、これまでのように活気あふれる緑窓会の活動が、開催されますことを願うばかりです。 皆様くれぐれもご自愛くださいませ。                                                令和3年4月28日                                                   山田 民子