令和7年度子ども大学さやま・いるま(第14期)

 

令和7年度 子ども大学さやま・いるま(第14期)

子ども大学の目的

地域の大学や市町村、企業・NPO、県が連携して子ども(小学校4~6年生)の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供するとともに、地域で子どもを育てる仕組みを創るものです。

子ども大学は、ドイツのチュービンゲン大学で2002年に始まり、ヨーロッパでは100校近い子ども大学が開設されています。
埼玉県では、NPO法人子ども大学かわごえが2009年3月に「子ども大学かわごえ」を開校しています。

子ども大学の概要

子ども大学では、小学校4~6年生の子どもが地元の大学のキャンパスなどで、大学教授や地域の専門家から3つの分野の「なぜ」を学びます。

  • はてな学



    ものごとの原理やしくみを追及する

  • ふるさと学



    地域を知り郷土を愛する心を育てる

  • 生き方学



    自分を見つめ人生や将来について考える

募集要項・お問い合わせ

募集要項

対象者 入間市・狭山市在住の小学校4・5・6年生
参加の条件 原則として全講義に参加出来ること
募集人員 各市30人 合計60人
(申込多数の場合は抽選、後日入学案内を送付します)
参加費 2,000円(材料費・保険料他 全3日分)
※初日に集金します
申込方法 各市小学校などで配布される入学申込書に必要事項を記入して、6月13日(金)~6月26日(木)の間に、各市教育委員会へ提出
※持参・郵送(消印有効)・FAX・メール・応募フォーム(二次元コード読み取り)いずれかの方法
会場 東京家政大学 狭山校舎
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1

※来場の際は、保護者の方による送迎をお願いいたします。
※入学式、修了式のみ保護者の方もご出席いただけます。
※駐車場について
・1日目・3日目のみ駐車場のご利用ができます。
・東京家政大学内に駐車の場合は、事前予約の申請が必須です。入学申込書下部に必要事項ご記入ください。
・駐車せず、送迎のみの場合は不要、入構の際に「送迎です」と守衛に伝えてください。
・狭山保健所駐車場(東京家政大学まで徒歩6分)もご利用いただけます。
・ただし、駐車場台数に限りがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
主催 子ども大学さやま・いるま実行委員会
(東京家政大学・狭山市教育委員会・入間市教育委員会)

お問い合わせ

子ども大学さやま・いるま実行委員会
東京家政大学
地域連携推進センター
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1
TEL:04-2955-6959 (直通)
FAX:04-2955-6929
狭山市教育委員会
生涯学習部 社会教育課
〒350-1380 埼玉県狭山市入間川1丁目23番5号
TEL:04-2946-8594 (社会教育課直通)
FAX:04-2954-8671
入間市教育委員会
教育部 社会教育課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
TEL:04-2964-1111 (内線:4122・4132)
FAX:04-2964-2863

学習プログラム

※講義内容や講師については、変更となる場合がありますのでご了承ください。

第1日 7月19日(土) 14:00~14:30
【受付13:30~】
入学式
14:45~16:25
(100分)
【休憩10分含む】
(はてな学)
(生き方学)
(ふるさと学)
災害が起きたらどんなことが起こるの?
みんなで、考えてみよう!
~「もしも」に備え、災害対応の体験『クロスロードゲーム』にチャレンジ!!〜
東京家政大学
看護学科
齋藤 麻子先生
第2日 8月23日(土) 10:00~11:40
(100分)
【休憩10分を含む】
【受付9:30~】
(はてな学)
(生き方学)
(ふるさと学)
Let's Enjoy! 科学遊びを体験しよう!
~なぜ?どうして?不思議がいっぱい!!~
東京家政大学
子ども支援学科
河野 崇先生
11:40~12:40
(60分)
昼食 *昼食は学食体験!!
(大学内の学生食堂を利用します。「自分の好きなメニューを選ぼう!」わくわく!どきどき!お楽しみ!
12:55~14:35
(100分)
【休憩10分を含む】

(はてな学)
(生き方学)
(ふるさと学)
自分表現!モノづくりの楽しさを実感!!
~身近な材料でオリジナル・フォトフレームを作ってみよう!~
東京家政大学
服飾美術学科
大塚 有里先生
第3日 9月6日(土) 14:00~15:40
(100分)
【休憩10分を含む】
【受付13:30~】
(はてな学)
(生き方学)
(ふるさと学)
身体がが思うように動かないってどんな感じ?心が思うように弾まないってどんな感じ?「リハビリ」は、なぜ必要なの?
~リハビリテーションの世界をのぞいてみよう!!~
東京家政大学
リハビリテーション学科
下田 信明先生
16:00~16:30 修了式

令和6年度の講義の様子

7月20日土曜日、『子ども大学さやま・いるま』第13期が開校し、狭山市・入間市より計50名の学生を迎えました。

第1日《7月20日(土)》 東京家政大学狭山校舎

入学式

井上俊哉学長あいさつ

入学式の様子

集合写真
講義①「楽しくみんなで歌おう!!
~英語歌にtry~」(はてな学)(生き方学)(ふるさと学)

講座の始めにアイスブレイクでゲーム

酒井先生よりアルファベットの発音のコツを学ぶ

英語の歌を披露

<子どもたちの感想>(抜粋)
・英語の発音が上手くなりました。学校で自慢したいです。
・先生の説明が分かりやすく、歌も楽しかったです。
・楽しく英語を学べて、苦手な英語が克服できました。

第2日《8月24日(土)》AM 東京家政大学狭山校舎

講義②「性から生へ、命のはじまりを学ぼう!~愛情と奇跡でおこる尊い命の大切さを実感~」(はてな学)(生き方学)(ふるさと学) 

どうやって赤ちゃんが生まれるのか?荻田先生の講義

実際に人形に触れながら体験

抱っこ体験

<子どもたちの感想>(抜粋)
・お母さんがこんなにも大変だったなんて知らなかったので、良い勉強になりました。大人になったら今度は自分がお母さんになるから元気な子どもを産めるようになりたいです。
・「命は本当に大切なんだな」と思いまいした。赤ちゃんを育てるのは大変なんだなと思いました。
・自分が生まれる前や生まれた後のことは全く覚えていないけど、お父さん、お母さんが苦労して私のことを育ててくれたと分かって良かったなと思いました。

昼食は学食体験!!「自分の好きなメニューを選ぼう!」わくわく!どきどき!お楽しみ!

好きなメニューの食券を購入

食券を渡して料理の受取り

みんなで楽しく、昼食

第2日《8月24日(土)》PM  東京家政大学狭山校舎

講義③「臨床美術を体験してみよう!~アートで学ぶコミュニケーション~」(はてな学)(生き方学) (ふるさと学)

作業に入る前に、臨床美術について、
保坂先生が講義をしてくれました。

みんな、集中して作業しました。

作製した作品を、みんなで鑑賞

<子どもたちの感想>(抜粋)
・フィルムに絵を描いて、ベビーパウダーをかけると、ざらざらだったものがつるつるになって驚きました。楽しかったです。
・認知症と美術が関係あると初めて知りました。
・臨床美術を初めて知りました。美術の楽しさを改めて実感でき、色々な活動を知ることができました。「美術は健康・障害・病気の壁をこえる」という言葉がいい言葉だと思いました。

第3日《9月2日(土)》 東京家政大学狭山校舎

講義④「‟運動神経がいい”ってどういうこと?~ゴールデンエイジにおける身体(からだ)の動きとけがの予防~」(はてな学)(生き方学)(ふるさと学) 

「運動神経」について森下先生より講義

測定

みんなで体操をしました

<子どもたちの感想>(抜粋)
・運動神経がいいのは、身体を動かすのが上手なだけではないことが分かりました。
・運動神経という言葉を知っていたけれど、どういう意味か知らなかったので、心に残りました。
・運動と全く関係なさそうなことも、実は、関係がありビックリしました。

修了式

修了式が始まりました

一人一人に修了証書を井上俊哉学長より授与

井上俊哉学長のあいさつ

<保護者の感想>(抜粋)
・助産師を目指しているようなので、2日目に行われた性についての講義に大興奮していました。まだ4年生ということもあり、1日目の英語は少し難しかったようですが、楽しんでいました。
 小学生にも分かりやすい内容で講義してくださっていたとのこと、感謝いたします。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
・他の学校の友達もできたようでとても楽しそうに参加していました。小学校とは異なる学習ができ、学食でお昼ご飯を食べたり、とていも良い経験になったと思います。
 次回も是非参加させたいと思います。
・大学という普段関わりのない場所、でもいつか近い将来に自分も行くかもしれない場所。そんな場所で、勉強が出来たことは娘にとってとても良い経験になったと思います。

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