2024年度 ニュージーランド・マッセイ大学幼児・初等教育&英語研修
ECE and Primary Education and English Programme at Massey University 2024
ニュージーランドで見つける、あなたの教育の未来
自然とともに育ち、子どもを真ん中に置く教育をまなぶ本学独自のプログラム
▶海外の教育現場を見て、自分の教育の幅を広げる
▶ホームステイを通じて異文化理解を深める
《研修期間》
2025年2月14日(金)~3月2日(日)17日間
《募集期間》
2024年9月25日(水)~10月8日(火)
《研修内容》
❖現地教育施設での研修 (学科で分かれます)
<A.幼児教育>①現地異なるタイプのECEセンター 3園訪問
②現地小学校 2校訪問
<B.初等教育>①現地小学校 4校訪問
②幼稚園 1園訪問
❖マッセイ大学でのゲストレクチャー専門講義
❖英語研修
ホームステイ英語や手遊び歌、童謡、訪問実習前の準備、英語絵本の読み聞かせ
《滞在場所》
全期間ホームステイ
朝・昼・夕三食付き
《その他校外アクティビティ》
マオリ文化を知る博物館、日帰り半日ビーチ(オプション)、マッセイ大学の学生との交流
<学科海外研修担当者よりこの研修への参加を考えているのみなさんへ>
In early 2025, I had the privilege of hosting a cohort of students from Tokyo Kasei University
as part of our ‘Early Childhood Education: Approaches and Practices in New Zealand’programme. The group demonstrated exceptional enthusiasm and a genuine eagerness to engage with the learning opportunities provided throughout their visit. From the outset, the students exhibited a strong passion for teaching, particularly in Early Childhood and Elementary (Primary) education. This dedication was evident in their active participation in classroom activities, their thoughtful reflections, and their respectfulengagement with both staff and children during site visits. Throughout the programme, students explored key aspects of New Zealand’s Early Childhood Education system, including pedagogical approaches, cultural perspectives, and curriculum design. They particularly enjoyed sessions focused on storytelling and traditional New Zealand children’s songs and chants, which offered both educational insight and
cultural enrichment. The comparative study of Japanese and New Zealand educational and cultural practices prompted meaningful discussions and deepened the students’ understanding of global
perspectives in education. Their visits to local Early Childhood Centres and Primary Schools were a highlight, where they interacted warmly and professionally with educators and
children alike. Overall, the students were outstanding representatives of Tokyo Kasei University. Their conduct, curiosity, and commitment to learning left a lasting impression on our team and
contributed positively to the cross-cultural exchange that this programme aims to foster. The programme is thoughtfully designed to provide students with both theoretical and
practical insights into Early Childhood Education in New Zealand. Classroom-based learning introduces students to key concepts, pedagogical approaches, and cultural perspectives,
which are then reinforced through hands-on experiences during visits to local Early Childhood Centres and Primary Schools. These site visits serve as a valuable extension of the classroom, allowing students to observe real-world applications of the ideas discussed in lectures and to engage directly with
children and educators. This immersive approach helps bridge the gap between theory and practice, fostering deeper understanding and professional growth. One of the programme’s core aims is to encourage students from Tokyo Kasei University to reflect on Early Childhood Education in Japan and consider how international perspectives
might inform future developments in their own educational contexts. Exposure to diverse communication styles and teaching methods not only broadens their worldview but also
supports the development of their personal educational philosophies—an essential foundation for their future careers in teaching. 2024年度研修体験談〜My Story~児童学科児童学専攻2年(研修時)S.A.さん 『人との関わり方や異文化への理解を深める大切な機会』 2024年度研修体験談〜My Story~初等教育学科2年(研修時)T.A.さん 『自分の成長を実感できる貴重な経験に』 2023年度研修体験談〜My Story~児童学科児童学専攻3年(研修時)K.M.さん『温かな国で学んだ保育と経験』 2023年度研修体験談〜My Story~初等教育学科1年(研修時)H.M.さん『教育観だけでなく、様々な価値観の視野も広がる研修』
From Assoc. Professor Yoko ARAI<学科海外研修担当者よりこの研修への参加を考えているのみなさんへ>

From Professor Yoshihiro HANZAWA Ph.D
~現地研修担当者より東京家政大学のみなさんへ~

私は海外の保育に興味を持っており、授業で学んでいく中で「テ・ファリキ」にに出会い、実際の保育にどのように生かされているのか興味を持ったためこの研修に参加しました。実際に現地に行くとニュージーランドの人の温かさ、優しさに触れることができ、たくさんの優しさに支えられて生活することができました。特にホストファミリーとの交流は心に残っており、週末にはビーチやウェリントンの動物園など様々な場所へ一緒に出かけたり、ホストブラザーと折り紙を一緒にしたりと文化の違いを実感しながらも温かい繋がりを感じました。また、ニュージーランドの自然は息をのむほど美しく、自然豊かな公園やビーチ散策など、日常の生活の中で自然と触れ合う時間が多くありました。自然と人との距離の近さに驚くとともに、充実した日を過ごすことができました。大学での授業では、主に保育に関する英語を学び、マオリ語の手遊びや英語での絵本の読み聞かせにも挑戦しました。最初は緊張しましたが、先生の温かいご指導に勇気をもらい、英語で伝える楽しさを実感しました。今回の留学では語学力だけでなく人との関わり方や異文化への理解を深める大切な機会となりました。今後もこの経験を活かし世界に目を向けて保育者として学びを深めたいと思います。
私はニュージーランドと日本の教育現場の違いに興味を持ち、この研修に参加しました。 英語力には自信がなかったため不安もありましたが、ホストマザーや大学の先生が温かく 迎えてくれ、積極的にコミュニケーションをとってくれたおかげでとても充実した日々を 過ごすことができました。マッセイ大学ではニュージーランドの教育やマオリ文化につい て学びました。また、現地の小学校では日本と似た授業形態の学校もあればまったく新し い形を取り入れている学校もあると知り、教育に対する新たな視点を得ることができまし た。ホームステイでは、思うように伝えられないもどかしさもありましたが、伝えたいことが伝わったときの喜びは大きく、自分の英語力をもっと高めたいと思うようになりまし た。放課後や休日はパーマストンノースを散策したり買い物をしたりして楽しみました。 マザーには勉強だけでなくニュージーランドの歌やマオリ文化を教えてもらい、現地の文化に触れる機会が多くて楽しかったです。この研修は自分の成長を実感できる貴重な経験となったとともに教育に対する視野も広げることができ、これからの学びにも大きな刺激となりました。
私はNZの保育カリキュラム「テ・ファリキ」に興味を持ち、子どもたちが主体的に遊びを深める ためには、どのような保育環境が整えられているのか実際に見たいと思い、研修に参加しました。 英語に不安はありましたが、現地に着くと、大らかマオリにルーツのあるホストマザーに迎えて頂 き、マッセイ大学の教授や街ゆく方々も皆が優しく、沢山の温かい方に出会いました。 大学での授業は、NZの教育についての講義だけでなく、先住民マオリの方々の文化なども学び ました。マオリ語の手遊び歌や、身体を一緒に動かして楽しむ絵本の読み聞かせなどが特に印象に 残っています。 放課後にはパーマストンノースの街を歩きながら、ショッピングやお洒落なカフェに行く日もあ りました。週末にはホストファミリーが自然豊かな牧場や、Lantern festivalなどに連れて行ってく れる日もあり、毎日が新鮮で思い出に残る、充実した日々でした。 私は今回の研修で、温かなNZの文化と、理想の保育環境に出会うことが出来ました。成長した姿でまたNZやホストファミリーの元に戻れるように、何事も挑戦を重ね、保育者として専門知識 を深め、実践を重ねていきたいと思います。
私にとってこの研修は、知見が広がる有意義であっという間の16日間でした。 研修の中で、現地のECEセンターや小学校を訪れ、パーマストンノースの自然たっぷりな環境で育つ子どもたちを見たり、個々に寄り添った学習環境を見たりすることが出来ました。 そして、ニュージーランドの環境に憧れるだけではなく、自分が実際に教員になった時に、理想的な授業環境を作るために必要なことは何かを考えることが出来ました。 ホームステイでは、伝えたいことが上手く伝えられず、もどかしい気持ちになりましたが、ホストファミリーが、拙い英語でもくみ取ってくれたり、簡単な英語で話してくれたりしました。しかし、対等に話せなかったことが悔しく、もっと英語を勉強したいと感じました。 授業では、英語で絵本の読み聞かせをしたり、マオリ語の歌を歌ったりと、英語の勉強だけでなく、幼児教育の中で活かすことの出来るものをたくさん学びました。 今回の研修を通して、教育観だけでなく、様々な価値観の視野が広がり、一生忘れられない貴重な経験をすることが出来ました。







