SA(スチューデント・アシスタント)

 

一人ひとりへのサポートが、明日を開く。

スタートアップセミナー自主自律では、1クラスに1名、新入生の学びを支える上級生のSA(スチューデント・アシスタント)を採用しております。毎年採用枠を超える応募があり、審査の結果選ばれた方にSAとして勤務してもらっています。SAに応募する学生の志望動機は、多岐にわたります。

いずれの場合でも東京家政大学の上級生代表としての責任を負えることが応募の必須条件となっており、採用が決定したのちは事前研修に必ず参加し、授業開始までに担当教員と授業についての打ち合わせを行うことが義務付けられています。
新入生にとっては「初めて見る東京家政大学の先輩」であり、授業や学生生活について相談しやすい存在のようです。また新入生との縦のつながりだけではなく、32クラス同時開講の特性から、SA同士でほかのクラスの好事例を自分のクラスに活かしたり、学年や学科を超えた横のつながりが生まれていることも特筆すべき点です。

SAの仕事内容

授業内容について教員と打ち合わせを行います。授業が始まる前には教室の環境の整備・その日に使う教材を学修・教育開発センターから教室まで運ぶことも重要な仕事です。

新入生のグループワークのサポートや、教材の配布などを行います。担当教員だけでは気づくことのできない新入生の様子などを見て、新入生と担当教員をつなぐ仕事もしています。また、「SAのこれまでとこれから」をテーマにした20分間のプレゼンテーションを行います。

Pick Up ! SA発表

〈なぜ東京家政大学に入学したのか〉〈東京家政大学をどのような大学だととらえているか〉〈今どのような思いで学んでいるのか〉〈将来どのように思い描いているか〉〈またそれに向けて何をしているか〉を20分間のプレゼンテーションを行います。
新入生にとっては大学生活をイメージするとてもいい機会になっています。

\私がSAです/

家政学部 児童教育学科
Y.R.さん

私だからこそできる
発表をすること

積極的に挑戦することを大切にした私らしい発表

今回、何事にも挑戦したいという思いからSAに応募させて頂きました。発表内容を検討するときに意識したことは、「私だからこそできる発表をすること」です。私は、入学当初から様々なことを積極的に挑戦しました。SAを担当した当時は、サークルや委員会、ボランティア団体など、所属先が6つもありました。そのおかげで、緊急事態宣言と新学期が重なり授業がなかった1か月間は、各コミュニティでオンラインでも活動できるように試行錯誤し、実際にオンライン活動を試すなど充実した毎日を送ることができました。この経験を通して、発表ではコロナ禍でも大学生活を豊かにできた方法を伝えたいと考えました。

キーワードを軸に具体的な行動や思いを伝える

発表時は、写真を多用したスライドを使うこと、キーワードを軸に発表を進めることで、わかりやすさを重視しました。私の考え方をキーワードで示し、具体的な行動や思いを伝えることで新入生が自身に取り入れられる部分を見つけやすい構成にできたと思います。今回のSAとしての経験を活かして今後の大学生活をより豊かにしていきたいです。

※新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオンラインで授業を実施しました

    Y.R.さんの発表を聞いた受講生の声

  • 東京家政大学の特徴や充実した大学生活の送り方などを教えて下さいました。沢山のことを楽しんで、経験して、将来に活かそうとしている姿がとてもかっこいいなと思いました。私もSAさんのように、やってみたいと思った事は何でも挑戦し、悔いのない大学生活を送りたいです。
  • スライド資料がまとまっていて、詳しい情報は口頭で伝えてくださり、最後まで話を聞きやすかったです。質問も一つ一つ丁寧に回答いただき、さらに理解を深めることが出来ました。またお話を伺いたいと思いました!
  • 良い点だけでなく、短所や失敗についてもお話ししてくださりましたし、同じ大学に通っている先輩であるからこその視点で進めてくださったので、とても共感しましたし、イメージしやすかったです。「どこで学ぶかではなく、どのように自分が学ぶか」という言葉がとても響きました。
  • 私は自分から何かに挑戦する機会があまりなく、いつも周りに流されて友達に誘われたからやってみようみたいなことが多かったので、自分から進んで何事にも挑戦しているSAさんのことを尊敬しました。また、1つしか年齢が変わらないのに自分をしっかり持っていて将来の夢に向かって努力している姿が本当に素敵だと思いました。

授業時間外

授業についての質問や、東京家政大学の学生生活についての質問が寄せられることもあるようです。良い相談相手として、頼りにされている様子が見えます。

SAの声

\私がSAです/

家政学部
児童学科 育児支援専攻
S.H.さん

今しかできない
経験をしたい

「消極的な性格を変えたい」「将来に繋がる経験をしたい」という思いからの第一歩として

私がSAをやってみようと思ったきっかけは、今しかできない経験をしたいと思ったからです。元々自分から積極的に行動できる性格ではなかったのですが、大学に入り、これからのことを友達と話す機会が増え、将来のことを考えた時に「自分の消極的な性格を変えたい」「これからに繋がる経験をしたい」という思いがあってその第一歩としてSAに挑戦することにしました。

挑戦したことは確実に良い経験になった

SAの経験を通してたくさんの人の前で、一人でプレゼンテーションを行うことも受講生ではない立場から授業に参加することも初めてで緊張と不安もありましたが、担当の先生にも助けていただきながら有意義な時間を過ごすことができました。授業の中で気軽に頼ってくれる1年生も多く私自身もやりがいと自信を持つことができたし、成長することができたと思います。また、SA発表後には多くの1年生から「共感できた」「発表を聞いて自分も頑張ろうと思った」などの感想を頂き、SAに挑戦したことは私にとって確実に良い経験になったと感じることができました。

\私がSAです/

人文学部
心理カウンセリング学科
H.S.さん

学びの多い
有意義な経験

家政大をもっと好きになってもらいたい

私は受験の直前に本学への出願を決めた為、本学について何も知らないまま入学しました。しかし、スタートアップセミナー自主自律を受講して、同じ大学の先輩であるSAのサポートを受けながら、他の受講生と共に本学の過去と現在について学び、私たちの未来を真剣に考える機会を得たことで、東京家政大学を好きになりました。本学が志望校であった新入生、そうでなかった新入生、どちらに対しても東京家政大学をもっと好きになるきっかけを私も作りたいと思い、SAとして勤務することにしました。

運営側の大変さや楽しさを知ることができた

SAの活動から、様々なことを学びました。授業内では心理カウンセリング学科での学びを活かして、受講生の意見を傾聴しサポートすることに意識しました。授業外でも担当の先生と密に連絡を取り合い、授業をより良いものにするために努めました。さらに、先生方とSAが合同で行う意見交換会では、企画と運営も担当し励みました。SAとしての活動を通じて、授業を運営することの大変さや楽しさを知ることができ、視野が広がるとても有意義な経験となりました。