教職に向けた支援

 

教職に向けた支援

教育実習・介護等体験

板橋キャンパス
〔幼稚園教諭課程(板橋)部門〕

教育実習

児童学科は3・4年次、保育科は1・2年次、児童教育学科は3年次に満3歳から就学前の幼児が生活する場である幼稚園や認定こども園で保育者になる体験をします。子どもと保育者との生活の中に身を置いて、これまでに学習した内容の検証と習熟に努めます。幼稚園教諭になりたいと思う気持ちと前向きな姿勢が求められます。

〔小学校教諭課程部門〕

教育実習

児童教育学科の学生は、4年次の前期に小学校で4週間の教育実習を行い、学校教育の実際を観察し、大学で学んだ知識と技術を実践します。担当教員の授業指導や児童との関わりを通して、教育者の在り方を認識し、自己の資質を高めていきます。教育への情熱と使命感、児童愛を持った教員志望が強固なことが望まれます。

介護等体験

「小学校および中学校の教諭免許状授与に関わる教育職員免許法の特例に関する法律」により、「介護等体験」が義務付けられています。児童教育学科の学生は、2年次に社会福祉施設(主に高齢者介護施設)5日間、特別支援学校2日間の体験を行い、高齢者や障害を持った子どもたちの理解と暖かな言動で接することができる教員を目指しています。

〔中・高等学校教諭課程部門〕

教育実習

教育実習は、観察・参加・実習という方法で教育実践に関わることを通して、将来教員になるうえでの能力や適性を考える貴重な機会です。
教員実習を行う学生を、責任を持って実習校に送り出すべく、教育実習事前事後指導をきめ細かく実施しています。教育実習の意義や留意事項を学ぶとともに、学習指導・生徒指導の要点、授業研究の方法等を再確認し、教育実習生の総合的な資質能力の向上、実践的指導力の育成に努めています。

介護等体験

小・中学校の教員免許状を取得するためには、介護等体験を行うことが必要になります。介護等体験は、特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間、合計7日間の体験となります。体験の内容としては、特別支援学校では授業の補助や学校行事の手伝い、児童・生徒との交流等を行い、社会福祉施設では高齢者の介護、話し相手、身の回りのお世話等を行います。
本学では、特別支援学校の担当教員、社会福祉施設の担当者より、介護等体験を行う上での心構えや意義等を事前指導でお話いただき、学生が目的意識を持って介護等体験に臨めるように丁寧に指導をしています。

〔栄養教諭課程部門〕

教育実習

学校の食育推進の中核となる栄養教諭育成のために、質的要素となる管理栄養士や栄養士の学びを伸ばすとともに、教職者としての資質向上の支援をしております。

〔養護教諭課程部門〕

教育実習

養護教諭が学校で中心となって行う定期健康診断の時期に合わせて実習を行い、大学の授業では体験することができない養護教諭の職務の実際を学ぶことができます。大学で学んだことを基礎としながら、実習校における学びを統合させ、自ら課題を発見し、養護教諭に必要な資質を高められるよう支援を行っています。

狭山キャンパス

〔幼稚園教諭課程(狭山)部門〕

子ども支援学科は、2年次に1週間、3年次に3週間、幼稚園や認定こども園で実習を体験します。まず、子どもを実際に観察すること、関わること、感じること、記録することから始めます。実習を通して、幼稚園教諭になりたいと思う気持ちが強くなることが求められています。

〔特別支援学校教諭課程部門〕

特別支援教育実習では、障害のある幼児・児童・生徒との生活・学習面における関わりを通して、特別支援学校の教育の現状、チーム・ティーチング等の指導体制、教職員の職務特性について学びます。特に障害特性や学習課題に応じた教育内容・指導法の創意工夫、それぞれの集団に応じた授業展開に関する実践力を養います。

K-PORT

K-PORTでは、大学生は4年間、短期大学生は2年間の学びを記録します。学年ごとに目標を設定し、それに対する自己評価を繰り返すことで、教員免許状を取得するのに必要な資質能力を高めていきます。

対象者:小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、栄養教諭、養護教諭課程履修者