2013年 特別企画展展示風景

 

2013年 特別企画展「イカットとバティック-インドネシアの2大染織」展示風景

会場の様子をご紹介します。

1万7千以上の島々を有するインドネシア。
島や地域ごとに個性的な民族衣装は、数々の「染」と「織」に彩られています。
天井から下がった約6mの「ヒンギ・コンブ」は圧巻。ラジャ(王、首長)の日除けとして使われました。

イカット(右の2点)は絣(かすり)の技法で、バティック(左)はロウ染めで模様を表しています。
写真のイカットとバティックはどちらも王専用。王のみに許された図柄にご注目ください。

日本では 「ジャワ更紗」 の名で知られるバティック。 宮廷で発達した、王権を象徴する禁制模様がある一方、
早くから商品として流通していたバティックには、輸出先の地域の趣味に合わせた多種多様なデザインも見られます。

企画展恒例 「顔ハメ看板」 が皆様をお出迎えします。ぜひ記念撮影を!