2019年 企画展 「包む-風呂敷からドレスまで」
開催期間 | 令和元年5月16日(木)~6月19日(水) |
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休館日 | 日曜 ※6/16(日)は開館 |
開館時間 | 9時30分~17時00分 (入館は閉館の30分前まで) |
入館料 | 無料 | 開催場所 | 東京家政大学博物館 (板橋校舎 百周年記念館5階) 東京都板橋区加賀1-18-1 TEL 03-3961-2918 ご来館の際は、守衛室(正門・十条門・板橋門) で「博物館入館証」をお受け取りください。 |
下車駅 | JR埼京線 十条駅 徒歩5分 都営三田線 新板橋駅 徒歩12分 交通アクセスはこちら |
展示趣旨
「包」という漢字は胎の中に子がいる状態を表しているとされ、大切なものを守るという意味がその文字自体に含まれています。物にあふれる現代社会において、身の回りに目を向ければ包装されたものを多々見つけることができます。それは輸送中の安全や品質の管理のためであったり、包まれた物の価値を表現するためであったりと目的は様々ですが、「包」の意味から伺えるように、中のものを大切にしたい、大切であることを示したいという思いが根底にあるといえます。
そして私たちにとって最も身近な「包む」といえば衣服です。動物のように毛皮や丈夫な皮膚を持たない人間は、衣服に身を包むことにより暑さや寒さ、粉塵や不快なもの、羞恥などから身体を保護してきました。しかし、衣服の果たす機能は身体保護のみにとどまりません。嗜好に基づいて装うことはもちろん、社会においての規範に則した装いや帰属の表現など、衣服に身を包むとき、そこにある機能や目的は様々です。
本展では着物やドレス、外国の民族衣装などの衣服のほか、風呂敷や折形などを用いて「包む」ことの多様性に焦点をあてます。
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