児童学科

 

学科長メッセージ

遊びの世界を子どもと生きよう

児童学科長 榎沢良彦

 児童学科は子どもの世界を探求する学科です。子どもは大人とは異なる世界を生きています。大人の世界は、「仕事の世界」です。目的を設定して活動し、その成果が問われる世界です。そして、できるだけ効率的に目的を達成することが尊ばれます。

 一方、子どもは「遊びの世界」を生きています。遊びには目的がないと言われます。すなわち、遊びの世界では活動の成果は問題ではなく、子どもはただ遊ぶこと自体を楽しんでいるだけなのです。その結果、子どもは豊かな体験をし、様々なことを学び、成長します。すなわち、遊びの世界で子どもは楽しみながら成長しているのです。

 ところが、私たちは小学生、中学生、高校生、そして大人へと成長するにつれ、仕事の世界に移り住み、遊びの世界の豊かさを忘れてしまいます。しかし、保育者(幼稚園教師・保育士)は子どもの世界に飛び込み、子どもと一緒に生きる人です。すなわち、保育者とは忘れていた遊びの世界の豊かさを子どもと共に味わう人なのです。その結果、保育者自身の世界も豊かになります。それは保育の仕事の醍醐味です。児童学科では、子どもの世界の豊かさに触れることを通して豊な心を持った保育者を養成したいと思います。

教育方針・受入方針