飲酒・喫煙・危険ドラッグ

 

飲酒

本学では、大学構内での飲酒を全面禁止としています。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。先輩や友人にすすめられてもキッパリ断るようにしましょう。大学生になると飲み会や宴席に参加する機会も多くなりますが、アルコールは一歩間違えれば、命にも関わる問題を引き起こします。
成人して飲酒ができるようになっても、まずは自分の体質を知り、アルコールに関する正しい知識を踏まえて、適切にお酒と付き合うようにしてください。

  • 空腹時に飲まない
    空腹状態ではアルコールが吸収されやすいため、様々な障害が起こりやすくなります。
  • 薬と一緒に飲まない
    アルコールと薬が体内で一緒になると、薬の種類によっては効き目がなくなったり、逆に効き目が強くあらわれたりします。命に関わる事態を引き起こすこともあります。
  • 飲酒運転は絶対にしない
    飲酒をすると、安全な運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になります。飲酒したら絶対に車両等を運転してはいけません!
  • 「イッキ飲み」はしない、させない
    短時間の大量摂取は、アルコール濃度の高い血液が脳に流れ大脳全体が麻痺し、呼吸中枢が麻痺し死に至る危険もあります(急性アルコール中毒)。
    絶対にしてはいけませんし、他人にもさせてはいけません。

<酔った人の介護法>

  • 可能であれば水やお茶などの水分を補給させましょう。
  • 横になるときは、吐いたものを喉に詰まらせて窒息させないよう、顔を横向きにしましょう。
  • 昏睡状態に陥り意識がない場合は、救急車を呼びましょう。
  • 本人が大丈夫と思っていても、症状が急変することがあります。必ず誰かが付き添いましょう。

喫煙

本学では、大学構内および大学周辺での喫煙を全面禁止としています。
たばこには依存性があり、若年から吸い始めるほど依存度が高く、将来関連疾患にかかる危険性も高くなります。喫煙している本人だけでなく、「受動喫煙」という形で、周囲の非喫煙者にも健康被害をもたらします。
女性の場合、妊婦の喫煙は流産のリスク、低体重出生や乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
未成年の喫煙は法律で禁止されています。
先輩や友人にすすめられてもキッパリ断るようにしてください。

危険ドラッグ

危険ドラッグとは、覚せい剤や大麻によく似た成分を含み、これらの薬物と同様、もしくはそれ以上の有害性があるとされる薬物です。
「合法ドラッグ」「脱法ハーブ」などと称して販売されるため、あたかも身体影響がなく、安全であるかのように誤解されていますが、大麻や麻薬、覚醒剤などと同じ成分が含まれており、大変危険で違法なドラッグです。

  • 危険ドラッグを使うと、最悪の場合は死亡することもあります。
    危険ドラッグの成分や含有量は商品によってまちまちであり、吐いたり、意識を失ったり、暴れたりなど、様々な健康被害が報告されています。
    病院に救急搬送されても、成分がわからないため適切な治療ができないこともあり、最悪の場合は死に至ってしまうこともあります。
  • 一度の使用でも、人生を台無しにします。
    いわゆるドラッグの類は、一時的にいい気分になると言われています。
    しかし、依存性が強いために、次第に自分の意志では止められなくなってしまいます。
    いったん薬物依存症に陥ると、治療には長い期間が必要となります。
    その間に家族や友人を失い、若い人は将来が閉ざされ、一生を台無しにしてしまいます。
  • 全く罪のない人を巻き込み、取り返しのつかない事態になります。
    最近では、危険ドラッグを使用して車を運転し、死亡事故につながる事件も起きています。全く罪のない人を巻き込んで、取り返しのつかない事態になります。
    絶対に使用してはいけません。