一般社団法人オフフレーバー研究会第15回勉強会において、生活科学研究所と埼玉県茶業研究所との共同研究の結果を発表しました

埼玉県茶業研究所との共同研究の結果の発表

 2025年7月29日(火)に本学にて開催された一般社団法人オフフレーバー研究会第15回勉強会において、生活科学研究所と埼玉県茶業研究所との共同研究の結果に関して、栄養学部食品衛生学研究室の鳥谷美果さん(4年生)、緑川友瞳ん(4年生)が報告しました。


【要旨】
「狭山茶の香気成分増強に関する研究」
茶の香り増強を目的に、糖加水分解酵素を茶葉抽出時に添加しました。その結果、酵素反応によって、茶葉の香気成分が増加したことがわかりました。また、紅茶の風味向上を目的にハーブやスパイスを添加した紅茶を試作しました。その結果、ハーブやスパイスを添加することにより、紅茶の苦味が低減しました

「狭山茶(紅茶)の香気成分に関する研究」
埼玉県育成品種「むさしかおり」の紅茶では、SweetFloralGreenなど様々な香気成分が検出され、程よい甘さやフローラルですっきりとした味わいの紅茶であることが分かりました。
  
IMG_8111.jpg

   
     
       一覧へ戻る