白藤プロジェクト

 

白藤プロジェクト

幻のお米「白藤(しらふじ)」を復活させることを目的として2007年に立ち上がったプロジェクトです。
生活科学研究所は当プロジェクトの運営支援に携わりました。
新潟県内の有限会社エコ・ライス新潟や上原酒造株式会社(現 株式会社越後鶴亀)、本学の栄養学を学ぶ学生有志・
家政学部栄養学科 中村信也教授(現 名誉教授)・生活科学研究所で連携、それぞれ栽培・醸造・商品企画などを担当し、
本プロジェクトを進めました。

白藤米とは、江戸末期から昭和初期にかけて新潟県で生産された「白藤」という酒米です。
同じく幻といわれる「亀の尾」を凌ぐ酒米と評価されています。
上原酒造(現越後鶴亀)の名杜氏が「白藤の酒はうまかった。」と懐かしむほどの日本酒で、口さばけがよく、
風味豊かな昔の越後の酒でした。
白藤米は栽培効率の悪さから姿を消してしまいましたが、本プロジェクト6年間の活動により復活させることに成功しました。

白藤プロジェクトは2012年度で白藤米作りを終了、2013年度からは活動拠点を埼玉県秩父市に移し、
「米作り・食育・食物アレルギー」の3つの軸に活動の幅を広げ、様々な活動を実施しました。
2017年度、中村教授ご退職によりプロジェクト活動を終了しています。

埼玉県秩父深谷市にて農家の方のご協力のもと米作りをしている様子


活動実績