《授業レポート》臨床心理学実習

「臨床心理学実習」授業の様子をお伝えします

4年生の選択科目の1つに「臨床心理学実習」があります。
この授業は、これまでに学んできた心理学に関する理論や知識が、
実際の臨床場面でどのように活かされているのかを現場での体験を通して学んでいく、
心理カウンセリング学科独自の実習科目です。

前期にはグループワークやロールプレイなどを行いながら、
実習先で必要とされる態度や心構えを身につけていきます。
そして後期に入ってからは、学外の病院や福祉施設などの実習施設で、
診察の陪席(実際の場面に同席すること)や活動プログラムへの参加を行いながら、
臨床心理学的な支援方法や他職種・多職種との連携などについて理解を深めていきます。

写真は授業で行ったロールプレイの様子です。
教員がカウンセラー役となり、学生はクライエント役や陪席者役となることで、
クライエントからカウンセラーはどのように見えているのかを実感したり、
陪席ではどのようなことに気を付けなければならないかなどを学んでいきます。
また、現役のカウンセラーでもある教員を交えてのロールプレイは現場さながらで、
ロのカウンセラーの技の一端にも触れられる貴重な機会にもなります。

   
     
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