《授業レポート》「看護臨床実習」授業の様子

「看護臨床実習」授業が行われました

「看護臨床実習」の授業では、養護教諭の資格取得を目指す3年生の学生が、病院における3日間の臨床実習を行います。
 今年度は新型コロナウイルス感染拡大のために病院での実習はかないませんでしたが、代わりに「オンライン臨床実習」として、実習先の病院からご作成いただいた動画を視聴し、病院の概要や各診療科の役割、医療従事者の皆様が心掛けていらっしゃることを学びました。
加えて、今年度は新たに学校医・臨床医の先生をはじめ、ご経験豊かな3名の講師の方々からオンラインでのご講義をいただきました。普段聞くことができない実際の学校現場・医療現場の貴重なお話を聞きながら、「自分が養護教諭になったらどうするか」を強く意識しながら、さらに学びを深めることができました。
最終授業では「全体報告会」をオンライン公開授業として開催し、学生がオンライン臨床実習で学んだことをグループごとに発表しました。これから実習を行う1,2年生だけでなく、昨年度実習を行った4年生も参加し、各グループの発表に真剣に耳を傾ける様子が見られました。報告会後の参加者アンケートでは「先輩方の発表が素晴らしくて、参考になる内容ばかりでした」「3年生の皆さんが頑張っている姿を見て、私自身も気持ちが引き締まりました」等の感想が数多く集まりました。
実習全体を通して、養護教諭の基盤となる看護の知識や態度はもちろんのこと、仲間と協力をすること、自分の意見を発すること、礼儀やマナーなど、たくさんのことを吸収した学生たちの姿は、一回りも二回りも成長したように感じられました。

   
     
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