「心理アセスメント実習」の様子をお伝えします

心理アセスメントは、心理学を活かして対象者の心理状態やパーソナリティ、知能などを測定し、対象となる方の理解を深めることをさします。
心理検査は、その中の代表的な方法です。
　
「心理アセスメント実習」という授業では、実際に心理検査の用具や質問紙を使いながら、検査のやり方、見方を体験的に学んでいきます。
写真は、講義の中で知能検査の用具を確認している様子です。
教員から知能検査の成り立ちや結果の捉え方を学んだうえで、学生同士でペアになり、実際に検査を実施しました。

「心理アセスメント実習」では、「心理アセスメントを実施する際に、相手に対する適切な配慮や気遣いができること」が授業の到達目標の1つとして掲げられています。　
正しい実施方法だけでなく、検査者のあたたかい雰囲気や相手への声かけも大切な実践上の工夫の１つです。
学生は、柔らかな空気感を作りながら正しく行うことにも取り組みました。
こうした体験も、座学ではなく「実習」ならではの学びになりました。