栄養学科

 

在学生・卒業生の声

私の好きな授業

栄養学専攻

基礎調理実習

栄養学科 栄養学専攻 卒業生

基礎調理実習では、和食・洋食・中華料理のすべての基礎を学びます。調理の技術はもちろん、「なぜこうするのか」「この調理操作にはどんな意味があるのか」など、学問として調理科学を学ぶことができました。また、普段ふれる機会の少ない本格的な食材を使うことができたことは、「食」を学ぶ者として貴重な経験になりました。家政大学では、たくさんの資格を取得できます。それだけ授業や課題も多いのですが、同じ目標をもつ仲間がいるので、お互いを励ましあいながら勉強することができました。

家庭科教育法Ⅰ~Ⅳ

M.I.さん家政学部 栄養学科 栄養学専攻卒業 [高等学校教諭(家庭科)]

家庭科教育法「Ⅰ」と「Ⅱ」では、家庭科教育の歴史から戦後の教育法の内容、さらにその背景にあるジェンダー論(性、性の自己認識)など、幅広い内容を学びました。また「Ⅲ」では、学習指導計画を立案し、実際にグループ活動として模擬授業を展開し、その授業批判を行いました。さらに「Ⅳ」では、各自が家庭科教育のあり方について演習を行い、課題へのアプローチや探求結果について発表しました。4年間にわたる授業を通じて、家庭科教育に関する自分なりの考えをもつことができたと思います。

食品加工学実習

M.S.さん家政学部 栄養学科 栄養学専攻卒業 [中学校教諭(家庭科)]

3年次に学んだ「食品加工学」の授業内容の応用として学ぶ「食品加工学実習」では、さまざまな加工食品を作ります。缶詰や納豆、豆腐など、身近な加工食品を作り上げることで、その食品の材料や調味料、製造の工程などを深く理解することができました。現在は、中学校の家庭科教師として働いていますが、子どもたちに、スーパーで並んでいる加工食品が「どのように作られているのか」「どんな工夫がなされているのか」を伝えることで、身近な食品に対する彼らの関心が、さらに深まってくれることを願っています。

管理栄養士専攻

食品加工学実習

栄養学科 管理栄養士専攻 卒業生

3年生で学んだ「食品加工学」の内容の中から、納豆・こんにゃく・缶詰などを実際に作ってみるのが「食品加工実習」です。一般的な調理とはまた違って、普段は作らないような加工食品を作るのはとてもおもしろく、貴重な経験でした。スーパーに並んでいる加工食品がどのように作られているか、どのような工夫がなされているか、を身をもっ て知ることができました。自分たちで愛情を込めて作った加工食品はどれも格別においしく、食の仕事に関わる夢を広げてくれた授業でした。

栄養教諭各論

栄養学科 管理栄養士専攻 卒業生

「栄養教諭各論」では、「学校給食の管理」と「子どもたちへの食に関する教育指導」の2つを学習します。最初は、「食に関する指導」についてのレポート提出や、模擬授業への参加などで精一杯でした。しかし、模擬授業を数多く見て参加していくうちに、指導のポイントが見え、見知らぬ人の前で発表する「度胸」が自然と身につきました。現在は栄養教諭や中学・高校の理科教諭免許の取得を目指して教育実習や面接試験対策などを行っていますが、模擬授業で培った度胸がきっと役立ってくれるはずです。

基礎栄養学実習(新カリキュラムでは行いません)

M.I.さん家政学部 栄養学科 管理栄養士専攻卒業

食品を用いた実験を行い、食品そのものの特性について学ぶ授業です。食品の特性を評価する多種多様な実験方法を学ぶことができ、とても興味深い内容でした。例えば、薄力粉と強力粉のグルテン形成率を比較する場合、特殊な器具を使うのではなく、身近な調理器具であるオーブンでそれぞれのグルテンを焼き、気泡の数や大きさを見ることで評価します。方法を工夫すればさまざまな実験ができるところに、高い創造性を感じました。こうした工夫や発想を、食品に関わる職業のなかで役立てていくのが、私の目標です。

学生の声(就職活動)

教育実習では指導教諭に相談するなど「生きた情報」を得て自分なりの軸をもって取り組みました。

栄養士 千葉県

就職活動の決め手はリサーチです。私は学校の栄養士になることを目指していたため、教育実習の経験がとても役に立ちました。指導していただいた先生に相談してみれば思いがけない情報が得られる可能性がありますし、自分がどうして学校の栄養職員を目指すのか、客観的に考えるきっかけにもなります。面接では、インターンシップで学んだことや志望動機、栄養士を目指す理由、給食衛生管理の注意点など、幅広く質問されますので、しっかりと簡潔に答えられるようにしておいてください。就職活動をとおし、何事もしっかりとした軸をもって取り組むことが大切だと感じました。自分なりに「栄養士としての軸」、「社会人としての軸」を決めて面接におかげで、一貫性のある受け答えとなり、予想外の質問にもうまく対応できたと思います。就職とは社会に出るためのスタートで、ゴールではありません。就職活動が目的ではないことを意識して、マイペースでがんばってください。

企業での就職活動で得た経験を公務員試験に生かすことができました

学校栄養職員 東京都Ⅱ類

もともとは公務員が第一志望ではなく、食品メーカーを志望して就職活動をしたのですが、6月に栄養教諭の教育実習に行ったことで、学校栄養士になりたいと考え始めました。すでに企業からの内定が出ていたことや、これからの勉強で試験に間に合うのかという不安もあったのですが、先生や先輩に相談する中で、がんばってみようという気持ちになり、勉強をスタートしました。まとまった時間がとれたのは夏休みでした。解き方を忘れないように、数学は毎日解くようにしました。わからない問題は、進路支援センターで質問するなどして、理解できるまであきらめませんでした。私は受けていませんでしたが、早くから公務員試験を考えている人は、採用試験対策講座を受講するのもいいと思います。公務員試験は時期が遅いため、企業の就職試験を受けて、自己分析や面接の練習をしておくと、本番では自信をもって臨めると思います。私も、食品メーカーの試験で得た経験を生かすことができました。公務員に切り替えることはとても勇気がいりましたが、本当にやりたいことを見つけられたので、皆さんも妥協せずに挑戦していってほしいと思います。

食に関する記事を集めていたことが面接で大きなアピールになりました

総合職 ケンコーマヨネーズ(株)

就職活動が始まったばかりの頃に少しでも興味のある会社の説明会に参加するようにしていたら、次第に自分にあう会社が見えてきました。また、新聞で関心を持った記事を集めたり、ケンコーマヨネーズが運営する3店舗に足を運んで計10種類を試食し、味の感想や競合他社との比較をまとめたりして準備しました。そのおかげで、面接で「商品開発をするために何かしていることは?」と聞かれた際、準備していたことを強くアピールできました。就職活動は時間の使い方が成功を左右します。私は教育実習があったため、1時間早く起床して自己PRの内容を考えたり、記号研究をしたりする時間にあてました。

卒業生の声(専門職)

栄養士(学校)

栄養学科 栄養学専攻卒業 S.Y. さん

食事は健康に生きるための基本。郷土料理や世界の料理を取り入れ、食への関心を少しでも高めてほしい。

大好きだった給食が栄養の勉強へとつながる

お昼の時間が待ち遠しいほど給食が大好きな子どもで、毎日どんなメニューが出るのか楽しみだったのを覚えています。高校生になると美容に関心をもち始め、「ダイエットに役立つ食べ物は何だろう」「肌や髪をきれいにする栄養素は?」などと、友だちと話していました。大学進学を考えたとき、まず頭に浮かんだのは食や栄養のことです。勉強するなら興味がある分野を学びたいと思い、家政大学栄養学科を志望しました。家政大学は、将来の仕事を見すえた実践的な授業が特長です。宇和川小百合先生の「栄養指導実習」では、テーマに沿って献立を考える課題が印象に残っています。たとえば、平均年齢35歳、若い男性が多い会社という設定で社員食堂の献立を考えます。食事する人を想像しながらカロリーや栄養成分を計算し、見た目や味を考慮したメニューを作るのはたいへんでしたが、会社や施設に勤める人に適した献立を考える基礎がしっかり身についたと思います。

食から生徒たちの健康な成長を支えていきたい

仕事をしていてうれしいと感じるのは、給食を通して生徒が食材に興味をもってくれることです。当校では家庭科の実習で「いわしの手開き」をするのですが、初めてさわる生魚に大騒ぎの生徒たちも、自分で一から調理するとおいしそうに食べてくれます。生徒から「レシピを見て家でも作ってみた。おいしかったよ」と言われたり、保護者の給食試食会で「おいしい」と感想をいただいたりすると、やりがいを感じます。しかしその一方で、食に関心をもたない子どもたちが増えていることも事実で、心配しています。以前、ある有名シェフが講演会で、「子どもの頃に食材の味や歯ごたえを覚えると、脳が発達するし感情も豊かになるように思う」と話していました。食べることは、健康に生きるための基本中の基本です。生徒には給食を通してさまざまな食材の味覚、香り、噛み心地を感じてもらいたいと思います。給食が食べることに関心をもつきっかけになるように、これからも献立を工夫し、生徒たちの成長を手助けしていきたいと思っています。

取得した取得資格

  • 栄養士
  • 栄養教諭2種
  • 中学校教諭1種(家庭)
  • 高等学校教諭1種(家庭)
  • 管理栄養士(卒業後)