
2011年3月31日付で定年退職された森 隆二名誉教授が、永年の教育研究功労により、2021年秋の叙勲において瑞宝小綬章を受章されました。
森 隆二先生は、1967年4月に本学へ入職、2011年3月に退職されるまでの44年間、環境地質学、環境地質学実験、地球科学等を担当されまし
た。また、教務部教務課長や環境情報学科長を勤め、教育体制の充実と発展のためにも積極的に活動されました。2011年4月に東京家政大学名誉教授になられています。
森先生は地球科学の学問分野である地質学について研究し、実地調査を重んじた活動に力を入れておられました。1971年には本学園90周年記念授業の一環として学生とフィリピンサンゴ礁の調査と地質学研究を行うなど、精力的な調査活動を行われました。
新型コロナウイルス感染症対策により叙勲伝達式は行われなかったため、本学にて表彰状と勲章を代理出席の森夫人へお渡ししました。
なお、森教授は12月23日にご逝去されました。心よりお悔やみ申し上げます。
(Tokyo Kasei Press なでしこ Vol. 91 から再掲)