東京家政大学総合研究プロジェクト

 

― 「ひとの生(Life)を支える学の構築」研究の挑戦 ―

東京家政大学は「140周年とその先を目指して-本学の将来ビジョン-」を掲げ、東京家政大学総合研究プロジェクト「ひとの生(Life)を支える学の構築」事業を開始しました。
生命の誕生期から高齢期まで、各ライフステージと生活場面を健康で安心・安全に、生きがいをもち、生きるうえで大切なことを明らかにして、課題解決に生かすことができる本学の教育・研究を世に問います。
                                                                               学長 山本 和人

TOPICS

事業内容

本学が構築を目指す「ひとの生(Life)を支える学」は、現代社会を生き抜く上で全ての人が身に着けるべき生活の基盤をなすものである。本学は明治時代より女性活躍社会の到来を見据え専門的知識技能を養うと共に、実践的で責任を重んじ勤労を好み社会の形成と運営に貢献できる女性の育成を使命としてきた。この教育成果を踏まえて、本学では以下を将来ビジョンとして策定した。
1:「ひとの生(Life)を支える学」を構築し、研究・教育を推進する。
2:「ひとの生(Life)を支える学」を身につけ、自立した生活基盤を有する女性を育成する。
3:「ひとの生(Life)を支える学」にもとづいた「家政大メソッド」を生かすことのできる
女性の高度専門職業人を育成する。
4:「ひとの生(Life)を支える学」を社会に還元できる共感型リーダーを育成する。

複合的学際研究の統合

本事業で行う「ひとの生(Life)を支える学」の構築では、「健康」に焦点を当てて5つのライフステージごとに各研究で得られたエビデンスに基づく健康生活の知恵である本学独自の「家政大メソッド」を確立する。これは、化学、生物学、工学などの諸学問の成果を取りこみ学際的に発展してきたこれまでの家政学の個々の研究成果を、さらに統合して再構築するという独自の発想の元で誕生した。本学はこれまでの教育と研究の実績から、子ども期、青年期、子育て期、壮年期、高齢期までの全てのライフステージを対象に、総合的・学際的・多面的に「健康生活研究」を行うことができる。これは少子高齢化時代の地域社会が抱える課題を解決するものである。

総合研究プロジェクトを支える4つの力

シンポジウムの開催

これまでの活動報告

代表研究者 研究テーマ 報告書
野澤 純子 インクルーシブな教育推進のための障害理解推進モデルの構築-教員養成・現職教員研修教材の開発- 2018年度2019年度
澤田 めぐみ 初等教育における医学教育プログラムの推進~栄養教諭を中心として 2018年度2019年度
三浦 正江 青年期女子における精神的健康の向上を目的とした予防的プログラムの開発と効果の検討 2018年度2019年度
峯木 眞知子 大学生の不定愁訴と食事状況の関連と解決策の提案 2018年度2019年度
赤石 記子 子育て家庭の健康を支援する食事作りの提案 2018年度2019年度
藤田 藍津子 子育て世代の健康な生を支える学―親になるプロセスを支える学の構築― 2018年度2019年度
藤森 文啓 豊かなLife(生)実現のための、環境微生物由来の二次代謝産物(化合物)の活用に関する研究 2018年度2019年度
佐藤 吉郎 香気成分の添加による新たな減塩食の開発 2018年度2019年度
池田 壽文 QOL(Quality of Life:生活の質)向上を実現するための、超高感度で迅速な遺伝子診断装置の開発に関する研究 2018年度2019年度
田中 恵美子 健康的な食を通した持続的な地域生活を実現するための支援システムの構築-働く障害者の食改善を取り掛かりとして- 2018年度2019年度
濱田 仁美 高齢者用衣料品の風合いと快適性 2018年度2019年度
松岡 洋子 高齢者の健康な生を支えるボランティア活動と専門職・公的機関の協働 2018年度2019年度
内野 美恵 健康寿命の延伸を目指したライフスタイルの提案
~高齢者のフレィル(虚弱)における基本評価結果の経年変化についての検証
2018年度2019年度
和田 涼子 高齢者の健康な生活を支えるための肺炎予防
~誤嚥性肺炎の予防に向けたエスプーマ法による嚥下困難者用食品の開発とヨーグルトによる免疫力改善効果の検討~
2018年度2019年度
鈴木 誠 身体介助に伴う脳活動特性の解明:身体介助システムの実装を目指して 準備中
尾崎 司 地域活性化プログラム(PBL)の開発 準備中
五十嵐 友里 がん教育を通して学校とがん患者家族の「つながる力」を高めるテキスト開発
-家族にがん患者がいる場合の子どもの健康相談を観点として-
準備中
磯 直樹 AR(拡張現実)グラスを用いた運動プログラム(ARactice)の開発と介入効果の検証 準備中
曽根 博美 超高齢社会における「つながり」再生と多様な地域資源による「これまでどおりの暮らし継続」への挑戦 準備中
清水 順市 視覚障害児の触地図の製作に関する研究 準備中