麻疹について

 

麻疹について

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれることもあります。
感染力が極めて強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%が発症します。
下記のような症状が出たら医療機関に電話を入れてから受診しましょう。

<麻しんの症状>
・潜伏期が10~12日を経て発症する。
・初めは風邪のような症状があり38℃~39℃発熱等風邪症状が2~4日間続く
・特有の発疹が耳後部、頚部、前額部より出現し、顔や体、腕等全身に広がる
※ただし、上記のような経過をたどらない場合もあるので注意が必要です。
・麻しんと診断を受けた場合は、すぐに保健室へ連絡をしてください。
また、治癒証明書については、“大学ホームページ”からダウンロードしてください。

※麻しんの抗体が十分にあるのか心配な方は、以下のフローチャートで確認してください。

上記の流れにおいて、記憶に頼ることなく、母子手帳等で調べるなど、確実な情報に基づいて判断してください。
①麻しんの罹患の既往は確実ですか?の「確実」とは、  
1)麻しんに罹った記録が残っている(「三日はしか」ではありません)  
2)麻しんの免疫があるかどうかを血液検査で調べ、陽性であることが確認されているの2つです。