5月30日と6月6日に、NPO法人障害平等研修フォーラムよりファシリテーターの方々をお招きしして、障害平等研修を行いました。
この研修はバリアフリー教室と同様に、本学科の福祉系ゼミ4つ(平戸ゼミ、田中ゼミ、松岡ゼミ、福冨ゼミ)が合同となって行っているものです。今年で10回目の開催となりました。
学生たちは、約3時間にわたって「障害とはなんだろう?」「障害はどこにある?」といった問いをグループワークをしながら話し合いました。
グループワーク中、意見交換を活発に行う姿が印象的でしたが、休憩時間にも話し合う学生が見られました。
また、ファシリテーターの方からもお話を伺ったことで、
障がいのある方が生きやすい社会を作るためにはどうしたらいいのか考える良い機会になったと思います。
以下は参加した学生の感想です。
ーグループでの話し合いの際にファシリテーターの方から意見や実際の体験をお聞きすることができ、当事者の方々の声を聞くことの重要性を感じました。私たちはそのお話を受けて、社会をどう変えていくかを考え続けていく必要があると思いますー
ー障害はどこにあるのか、なぜ障害者は多くいるにも関わらず、差別や偏見が生まれてしまうのか、ワークを通して考えた結果、障害は一人ひとりそれぞれの考え方や意識から生み出されていると考えるようになりましたー
ー障害平等研修を終えて、障害者への差別や偏見を持つことだけが問題なのではなく、差別や偏見を持っていなくても他人事にとらえてしまっていることが問題であると思います。今回の障害平等研修の機会と、そこから得た気づきを無駄にしないよう、身近なところから積極的に変えていきたいですー
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