東京家政大学リハビリテーション学科の西元淳司助教らの研究グループは、末期変形性股関節症に対して人工股関節全置換術(THA)を受けた患者が「症状として許容できる状態(Patient Acceptable Symptom State: PASS)」に到達したと言える具体的な数値基準を患者立脚型評価である Hip disability and Osteoarthritis Outcome Score(HOOS)を用いて明らかにしました。
本研究の成果は、国際誌『Journal of Orthopaedics』に掲載されました。
本研究により、THA後の回復を「患者自身が満足できる状態」に到達したかどうかを数値で判断できるようになり、臨床家は回復が遅れている患者を早期に発見し、リハビリテーションの内容や疼痛管理等の見直しを行うことが可能となります。また、患者にとっても「どこまで回復すればよいか」という明確な目標が示され、不安の軽減や意思決定の支援に貢献することが期待されます。






