作業療法学専攻の趙吉春助教らによる研究論文が,国際誌に掲載されました.


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https://journals.lww.com/md-journal/Fulltext/2021/09240/Impact_of_different_bilateral_knee_extension.50.aspx

本研究では,地域在住の健常中高齢者121名を対象に,1)両下肢の筋力と起居移動の関連性が線形であるか非線形であるか,2) 両下肢の筋力が起居移動にどの程度寄与しているのかを推定することを目的といたしました.結果,歩行時間と筋力の相関は直線モデルに適合していましたが,Timed Up & Go test所要時間と筋力の関係は対数モデルに適合していました.今回の結果により,筋力から起居移動能力を推定することが可能になります.この知見は,中高齢者の方々が筋力トレーニングを行う際の目標値を提案することに寄与できます.
リハビリテーション学科では,最新の研究知見に基づく質の高い教育を行うとともに,研究成果を社会に発信していきます.

   
     
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