リハビリテーション学科の教員が行動リハビリテーション研究会主催:認知症研修会に講師として出席します

リハビリテーション学科作業療法学専攻の教員が2020年3月7日に開催される行動リハビリテーション研究会主催:認知症研修会に講師として出席します.

http://koudo-reha.kenkyuukai.jp/event/event_detail.asp?id=37595

鈴木誠. 認知症支援の効果を高める解析法入門. 行動リハビリテーション研究会主催:認知症研修会. 2020年3月7日(東京医療学院大学, 東京)

認知症を発症した対象者に対する支援を考える際,現在行っている支援が目の前にいる対象者に対してどの程度の効果を有しているのかを把握することが重要な手続きとなる.グループデザイン研究における解析では,サンプルデータによる結果の母集団への一般化が推論されるため,母集団全体に対して支援効果がどの程度あるのかという情報は得られるものの,目の前にいる対象者に対して支援効果がどの程度あるのかを判断することは困難である.そのような現状の中,近年ではN of 1デザイン研究が注目されるようになってきた.N of 1デザイン研究では,対象者1名の反応を一定期間システマティックに反復測定することにより,個人への支援効果が推論される.本講演では,N of 1デザイン研究の解析方法について紹介し,認知症支援への応用可能性について議論したい.

リハビリテーション学科は,最新の研究知見に基づく質の高い教育を行うとともに,研究成果を社会に発信していきます.
   
     
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