リハビリテーション学科の教員らの学会発表が優秀演題賞(基礎部門)に選出されました

リハビリテーション学科作業療法学専攻の教員らの研究発表が,第13回日本作業療法研究学会学術大会において優秀演題賞(基礎部門)に選出されました.

井波敬三, 鈴木誠, 笹尾久美子, 沖野晃久, 高橋一芳, 濱口豊太. 美容シザーのパワーアシストによる母指球筋疲労軽減効果. 第13回日本作業療法研究学会学術大会, 2019年11月30日~12月1日(新潟)

本研究では,ハサミ操作を補助する動力支援システムを開発し,その運動負荷軽減効果を母指球筋の表面筋電図およびプレード開閉運動の力学モデルを用いて検証しました.その結果,表面筋電図のピークパワー周波数が対数関数に近似して減少するものの,動力支援システムを使用した時では使用しなかった時よりも対数関数の傾きが小さくなることが分かりました.この結果から,動力支援システムによってハサミ操作時の筋疲労を軽減することができると考えられました.

リハビリテーション学科では,最新の研究知見に基づく質の高い教育を行うとともに,研究成果を社会に発信していきます.
   
     
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