児童教育学科

 

児童教育学科

教育課程編成の全体方針

児童教育学科は、小学校教諭を養成することを目的とする学科です。1 年次から主に教育に関する基礎的な知識・技能を身につけ、 2 年次で徐々に各教科等の内容・指導方法を学び、 3 年次で授業や児童指導の実践的な学修を行い、 4 年次までに専門性を高めつつ各自の研究課題に取り組むよう教育課程を編成しています。また、副免許として幼稚園教諭の資格を取得するための教育課程も編成しています。

教育内容

「教育の基礎に関する科目」

  • 1・2年次を中心に教育の基礎、教職の意義に関する科目を配置しています。講義を中心に文献や資料を活用して、教育や教職に関する基礎知識を得るようにします。

    例:教職基礎論、教育課程論、生徒・進路指導論、発達心理学など。

「教科等の実践的指導(小)に関する科目」

  • 各教科等の内容・指導法に関する科目
    小学校の教科等についての内容と指導法の科目を1年次から3年次にわたり配置しています。小学校の教科書や教材を用いて、具体的にどう指導するかを考えながらグループワークを交え主体的に学べるようにします。各教科の指導内容 や方法に関する知識を得て授業設計ができるようになることを目標にします。新たな課題である、道徳、英語、特別支援教育についても学ぶことができるカリキュラムになっています。

    例:各教科教育内容、各教科指導法、特別支援教育研究など。

  • 教職に関する実践教育科目
    教職に必要な実践的な力を身につけるため1 年次から 4 年次に系統的に配置しています。小学校の指導場面を想定し授業を実施する経験をしながら、学びます。場面に応じて柔軟に考え対応できるようになることを目指します。

    例:インターンシップ、授業実践演習、教育実習、教職実践演習など。

「保育の実践的指導(幼)に関する科目」

  • 小学校教育のみならず幼児教育に関しても理解を深めるために、幼稚園での教職に必要な実践的な力を身に付けることができるように設定し、 1 年次から 3年次に系統的に配置しています。保育の指導場面を想定しながら場面に応じて柔軟に考え対応できるようになることを目指します。

    例:保育内容の指導法、幼児理解と教育相談 など。

「関連資格科目」

  • 教員としての専門性を高め、関心に基づいてさらに知識や技能を深めるための科目を配置しています。教員免許に関連した学校図書館司書教諭とキャンプインストラクターの資格取得を目指すことができます。

    例:自然体験活動演習、学習指導と学校図書館など。

  • 初年度から体系的に教職に必要な資質能力を高めるようにしています。また,自分の適性や課題をとらえながら,キャリアデザインをしつつ,それにもとづいた学修を実現していきます。
  • 期待される教員の養成を目指し、本学科を挙げて地域の学校や施設と連携しながら、学生の学修の充実を図っています。

教育方法

大学に準拠する。

評価

大学に準拠する。