子どもに寄り添うこころの絵本『ぼくとモヤモヤ』(東京家政大学武田ゼミ+まえだよしゆき(板橋区発行))が完成しました!

 この度の絵本制作は、板橋区が「SOSの出し方に関する教育」を推進するための、「絵本のまち板橋」としての地域資源を活かした、板橋区ならではの取り組みで、武田(六角)洋子教授と武田ゼミの学生がこの取り組みに参加しました。
 令和5年度に区と協働で実施した全5回のワークショップを基に、キャラクターやストーリーを練り上げていきました。そして、固まったイメージを武田教授による監修のもと、区にゆかりのある編集者の細江幸世さんと、ボローニャ国際絵本原画展入選者である絵本作家のまえだよしゆきさんが具体化してくださることで、完成しました。
 先輩たちからのバトンを受け取った令和7年度の武田ゼミ3年生、4年生が、今後、読み聞かせ活動や製作活動を通して、絵本にこめられたメッセージを子どもたちや保護者の方々に伝えていきます。子どもはもちろん、子どもからの相談を受ける大人の方々にも是非お読みいただきたい内容となっています。
 この絵本は、板橋区立図書館、区立小学校の図書館、区立幼稚園、区立保育園への配架が進められるほか、区立小学校児童に向けては、タブレットでの配信が予定されています。本学図書館にも配架されますので、ぜひお手にとってご覧ください。

『ぼくとモヤモヤ』
作:東京家政大学 武田ゼミ+まえだよしゆき
監修:武田(六角)洋子
発行:板橋区健康推進課
印刷:惠友印刷株式会社
製本:大村製本株式会社
デザイン:森枝雄司
編集:細江幸世

   
     
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