大学院人間生活学専攻3年 谷口明日香さんが日本学術振興会 特別研究員DC2に採用されました。

大学院人間生活学総合研究科人間生活学専攻3年 谷口明日香さんが、令和3年度 日本学術振興会 特別研究員(社会科学:家政学および生活科学関連)DC2に採用が決定しました。
研究課題「大麦粉生地の力学特性に及ぼす諸因子の影響をふまえた加水指標の確立」
*令和2年9月25日の採用内定を経て、令和3年4月23日付けで2年間の正式採用が決定。日本学術振興会HPで公開される採用者一覧(p.11)にも掲載されています
https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/saiyo_ichiran/r03/dc2/r3_dc2.pdf

「特別研究員」制度は優れた若手研究者の登竜門と言われており、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.html より一部抜粋し記載)

特別研究員の採用は狭き門であり、採択率はここ数年20%程度です。この度、谷口さんの申請区分のDC2では、申請者 5,728名中、採用者は1,134名であり、採用率は19.8%でした。さらに私立女子大学大学院に絞ると採用率は極めて稀(本年度0.4%)であり、まさに難関を突破したといえます。また、研究区分である「家政学および生活科学関連」のDC2採用者もわずか2名(東京家政大学、京都大学)でした。
家政学領域の専門家としても、東京家政大学大学院における初のDC2特別研究員としても、今後の活躍が大いに期待されます。
   
     
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