東京家政大学の社会連携・社会貢献に関する方針

 

東京家政大学の社会連携・社会貢献に関する方針

本学は、建学の精神に基づく教育研究活動の充実と発展を推進し、地域社会との連携・協力に全学的に取り組むため、社会連携・社会貢献に関する方針を次のとおり定める。

  1. 本学の教育研究成果を幅広く社会に還元するため、地域社会の教育活動や文化活動等の社会貢献事業と連携し、多様なコミュニティのニーズに応じた活動に寄与することを推進する。

  2. 次の附置機関は、社会連携および社会貢献の推進を図るため、教育研究機関及び自治体、企業・団体、地域等の学外組織と連携協力し、本学が有する教育研究機能をもって地域社会の発展と課題解決に貢献する。

    臨床相談センター
    地域に開かれた臨床心理相談事業を行い、ウェルビーングの維持・向上に資するべく、メンタルヘルス、神経発達症、対人関係等の悩みについての相談活動を行い、最善の方法で援助することによって、地域社会に貢献する。

    かせい森のクリニック
    クリニック、産後ケア部門、訪問看護部門からなる。
    クリニックは、小児科領域においてはアレルギーや発達障がいをもつ子どもと保護者の支援を目的に、小児・アレルギー科、小児神経内科を専門に診療・研究する医療機関として学生教育にも寄与しつつ地域における小児科領域の専門診療を行い、地域医療の充実・発展に貢献する。内科、循環器内科も診療科目としてあり、地域並びに教職員の健康維持に貢献する。
    産後ケア部門は産後ケア事業を推進すべく周辺の自治体と事業提携を行い、産後ケアサロンにて利用者へ産後ケアを提供しつつ学生実習施設としての機能と役割を果たす。
    訪問看護部門は地域の利用者に対する適切な在宅ケアサービスの提供と実習施設としての役割機能を果たすことを目的とする。自費訪問看護サービスを実施することにより地域に貢献する。

    ヒューマンライフ支援機構
    生活科学研究所、女性未来研究所、地域連携推進センター、ヒューマンライフ支援センターをもって構成する。

    ①生活科学研究所
    生活科学一般に関する研究及びその実用化ならびに向上に寄与することを目的とし、行政や企業との共同研究などの産学連携を進め、幅広い分野にわたる学際的な生活科学研究を推進し、その成果を社会に還元する。

    ②女性未来研究所
    長年にわたる女子教育の伝統に基づく、本学固有の女性研究を行うとともに、その成果を社会に広く公表し還元することで、多様性を尊重する共生社会の実現と男女共同参画社会における女性の活躍を支援する。

    ③地域連携推進センター
    地域の人々の学び直しを支援するとともに、学生の成長を促す学習機会を開発・実施し、併せて地域課題解決のための調査研究等を行うことにより、地域との多様な連携の推進と地域の発展に貢献する。

    ④ヒューマンライフ支援センター
    本学の長年にわたる教育研究の成果を社会に還元するとともに、地域や企業等の多様なニーズに学生の「学び」で応え、学生による産学連携・地域連携を推進することで、地域社会の発展を支援する。