インフルエンザ・ノロウイルスに注意

 

インフルエンザ

インフルエンザウイルスの飛沫感染によって発症します。もし、インフルエンザと診断された場合は、「発症後5日間を経過、かつ解熱後2日を経過するまで」出席停止です。
◆症状など
  インフルエンザ か ぜ
潜伏期間 1~3日 1~6日
症 状
◎全身倦怠感が強い
・急な発熱、38~39℃以上
・悪寒、頭痛、腰痛、関節痛、
 筋肉痛、強い倦怠感など
・鼻水、咳、のどの痛みなどの
上気道症状
◎主に上気道症状
・発症はゆるやか
・発熱は37~38℃台
・のどの痛み、鼻水、鼻づまり、
 くしゃみ、咳など
発 症 急 激 比較的ゆっくり
◆予防
流行前:インフルエンザワクチンを接種する。ワクチンの有効期間は5か月、接種してから1~2週間で効果が期待できます。毎年12~3月頃までが流行期の為、12月上旬までには接種をすませておきましょう。
流行時:人混みや繁華街への外出を控えましょう。
うがい、手洗いをしましょう。手は石けんを使ってしっかり洗いましょう。
外出時にはマスクを着用しましょう。
部屋の湿度をあげましょう(加湿器等利用)。時々換気をして、空気の入れ替えをしましょう。
◆かかったかな?と思ったら
・早めに医療機関を受診し、医師の指示に従いましょう。
・マスク着用と咳エチケットを心がけましょう。
・安静にして水分を十分にとり、休養しましょう。
・処方された薬を確実に服薬しましょう。
  ※咳エチケット
   他人に感染させないために、マスクなどで口と鼻をしっかり覆う。
 

ノロウィルス

◆症状など
潜伏期間 1日~2日
症状 吐き気、嘔吐や下痢が主症状、腹痛、発熱をともなうこともある。
症状が焼失した後も3~7日、便中にウイルスが排出される。

◆予防
ノロウイルスに有効な薬はないため、予防することが大切です。
・帰宅後、トイレ後、調理前、食前は石けんを使ってしっかりと手を洗いましょう。
・食品(特に2枚貝など)は、中まで十分に加熱(85℃で1分以上)して食べましょう。
・嘔吐物、排せつ物に直接触れないようにしましょう。
 ※掃除を行う際は、マスクや手袋を着用しましょう。ウイルスが飛び散らないよう塩素系漂白剤を含ませたキッチンペーパーなどでふき取り、ビニール袋に密封して捨てる。
・空気中にウイルスが浮遊する事もあるため、十分換気しましょう。

◆かかったかな?と思ったら
・嘔吐や下痢により、脱水症状を起こしやすいため、経口補水飲液(ポカリスエット等)で少しずつ、頻回に水分を補給しましょう。
・マスクを着用しましょう。早めに医療機関を受診し、医師の指示に従いましょう。
 (通学の可否については、医師の判断に従ってください)
・下痢止めの服用は避けましょう。

※日頃から、バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、体力や免疫力を高めましょう!

問い合わせ先

授業等について:教育支援センター 学修支援課 TEL03-3961-1983
感染症について:保健センター   保健室   TEL03-3961-2306