２年次・３年次になると、１年生で学んだ心理学の基礎知識を
さらに深く学ぶ専門科目が増えていきます。
今日ご紹介するのは、これまでの授業で知識として学んだ心理学のテクニックを、
自分で実践的に活用することを目指す授業です。

〈芸術療法〉
心理療法には様々な方法があることを学びましたが、この授業では芸術活動や
芸術活動を通した関係性によって治療を行っていく芸術療法についてより専門的に学びます。
描画療法については実際に自分で表現することを体験する中で、
クライエントの体験を理解していきます。

〈パソコン応用〉
1年生の時に必修科目として学んだ統計学を用いて、
実際に自分が関心をもった「問い」を、調査・分析し、プレゼンを行います。
「アルバイトをたくさんしている人はストレスが多いの？」
「実家暮らしの人よりも一人暮らしの人の方が料理上手？」
などの身近な問いを検討するための調査項目を考え、データを集めたら、
ノートを片手にどの分析を使うべきなのか、グループで助け合いながら進めていきます。
難しく感じることの多い統計学ですが、自分が知りたいことを
明らかにするための「道具」として、使うことができました。

＜発表会の準備とプレゼンの様子＞