社会デザイン学環では、企業や自治体、地域社会に関わるプロジェクト活動を1年次から取り組んでいます。2年次から本格的にプロジェクトを行う前に、最初の関わり・練習として、実際に活動する中で様々な学びを体験してもらいたいと考えました。30名の学生が6つのチームに分かれ、学生たちが活動した内容をまとめたもの(学生チームが執筆)を下記にご紹介します。
絵本プロジェクトでは、大学生と小学生のペアで絵本を作るワークショップを実施しました。
今回は試行的な取り組みとして、表紙、裏表紙と本文8ページの「ミニミニ本」を制作することを目標に行いました。
ワークショップは2日間に分けて、十条駅北口前のJ&Ⅼ(ジェイトエル)にて行いました。
1日目(6/6(土)14:00∼16:00)キャラクターづくりからスタート
1日目は、物語の主人公となるキャラクターを考えることを目的にワークショップを実施しました。
まずは「マジカルバナナ」で連想ゲームを行い、参加者同士が楽しく交流しました。その後、それぞれの選んだ色から食べ物、季節、性格、形などを「マインドマップ」にまとめ、自由な発想で広げていきました。また、会場がジェイトエルだったため、色選びに絵本を活用しました。学生が事前に用意した3冊の絵本から共通する色を小学生が選び、色を決定しました。

さらに、マインドマップから選んだ言葉を組み合わせてキャラクターのアイデアを考え、名前や性格、好きなもの、嫌いなものなどを「キャラクタープロフィールシート」にまとめました。それぞれの子どもたちの個性が表れた、魅力的なキャラクターが誕生しました。
2日目(6/13(土)14:00∼16:00)絵本製作
2日目は、1日目と同じペアで活動し、前回作成したキャラクターをもとに物語を考え、実際に絵本製作に取り掛かりました。

大学生は子どもたちのアイデアを大切にしながら一緒に物語を考えたりして、絵本作りをサポートしました。完成した作品には、一人ひとりの自由な発想や豊かな想像力が詰まった、個性あふれる絵本が数多く生まれました。
今回のワークショップでは、子ども・大学生・ジェイトエルスタッフの皆さんとの間に多くのコミュニケーションが生まれました。
大学生にとっては、子どもの自由な発想を受け止め、それを形にしていく楽しさを実感するとともに、子どもの表現を尊重しながら考えを広げていく姿勢の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
一方で、子どもの年齢に合わせたコミュニケーションの難しさや、限られた時間の中で物語を完成させる難しさも経験し、相手に合わせた関わり方や支援の方法について考えるきっかけとなりました。
ワークショップで完成した絵本は、ジェイトエルのギャラリースペースにて展示される予定です。子どもたち一人ひとりの豊かな発想が詰まった作品を多くの方にご覧いただけます。






