【1年生導入教育】資生堂美容技術専門学校による特別研修を実施 ― メイクアップを通じて「その人らしい生活」を支える視点を学ぶ ―

東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科では,1年生を対象とした導入教育の一環として,資生堂美容技術専門学校様による「ライフクオリティー メイクアップ」の特別研修を実施しました.

本研修では,高齢者や肌・外見に悩みを持つ方々に対する化粧の可能性について学び,実際のカバー技術を体験しました.


■ メイクアップとリハビリテーションの意外なつながり

「リハビリテーション」と聞くと,身体を動かす訓練や日常生活動作の練習を思い浮かべる方が多いかもしれません.しかし,リハビリテーションでは,身体機能の回復だけでなく,その人が自分らしく生活し,社会と関わっていくことも重要な目標となります.

今回の研修では,「化粧のちから」をテーマに,高齢者に対する化粧の効果や,肌・外見の悩みを持つ方々を支えるメイクアップの取り組みについて学びました.

化粧を単なる美容行為として捉えるのではなく,気持ちや生活の質(QOL)にも関わるものとして考えることは,将来,理学療法士・作業療法士を目指す学生にとって,支援の視野を広げる機会となります.

■ あざや皮膚の凹凸をカバーする技術を体験

講義に続いて,専用のカバー化粧品「パーフェクトカバーシリーズ」を使用した実習を行いました.

実習では,あざをカバーする方法に加え,毛穴ややけど痕など,皮膚の凹凸を目立ちにくくする技術を体験しました.

また,化粧品の開発に関する取り組みや,相手の気持ちに配慮したお客さま対応についても学びました.

こうした体験を通じて,外見に関する悩みの多様性を理解し,一人ひとりの思いや生活背景に目を向けることの重要性を考える機会となりました.

■ 女子大学ならではの視点を生かした学び

東京家政大学リハビリテーション学科では,女子大学としての特色を生かし,女性の健康や生活に関する課題への理解を深める教育にも力を入れています.

女性は,ライフステージの変化に伴い,健康面や生活面でさまざまな課題に直面します.また,外見に関する悩みは性別や年齢を問わず存在し,その影響は心理面や社会生活にも及ぶことがあります.

今回の研修は,こうした課題を考えるきっかけとなるものであり,対象者の身体だけでなく,心や生活にも目を向ける姿勢を養う学びとして位置づけられます.

■ 1年生から「人を支える」専門職としての視野を広げる

本学科では,理学療法士・作業療法士として必要な専門知識や技術の修得に加え,対象者一人ひとりの価値観や生活を尊重する姿勢を大切にしています.

入学後の早い段階から,医療・リハビリテーションに関わる多様な分野に触れることで,学生が専門職としての役割を幅広く考え,将来の学修につなげることを目指しています.

今回の研修も,身体機能だけでなく,その人らしい生活を支えることの意味を考える貴重な学びの機会となりました.



東京家政大学リハビリテーション学科では,これからも女性の健康や生活への理解を深めながら,人に寄り添い,多様な視点から支援できる理学療法士・作業療法士の育成を目指していきます.

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