磯直樹教授らの研究成果が,リハビリテーションやデジタルヘルス分野の国際誌 JMIR Formative Research(IF: 2.4)に掲載されました

磯直樹教授らの研究成果が,リハビリテーションやデジタルヘルス分野の国際誌 JMIR Formative Research(IF: 2.4)に掲載されました.

本研究では,上肢の運動練習を支援するために開発したVRシステム「VRactice」について,腕の動きをどの程度正確に測定できるかを検証しました.

VRacticeでは,VR空間に表示された見本の動きに合わせて腕を動かし,自分の動きと見本の動きとのずれをリアルタイムに確認することができます.今回,健康な成人を対象に腕を伸ばす運動を行ってもらい,VRacticeで測定した腕の動きと,高精度な三次元動作解析装置で測定した結果を比較しました.

その結果,VRacticeは腕の動きを高い精度で捉えられることが確認されました.これにより,専用の大掛かりな動作解析装置を使用しなくても,VRを活用して腕の動きを確認しながら練習できる可能性が示されました.

本研究は,VRを用いて「自分の動き」と「目標となる動き」の違いを分かりやすく伝えるリハビリテーション技術の発展につながる成果です.今後は,脳卒中などによって上肢に運動障害のある方への応用を進め,より効果的な運動練習につなげることが期待されます.

◯掲載論文

雑誌名: JMIR Formative Research

論文名: Feedback-Enhanced Virtual Reality Upper-Limb Training With Body Position Measurement in Healthy Adults: Development and Validation Study

著者: Naoki Iso, Makoto Suzuki, Takuhiro Okabe, Kazuo Saito, Kilchoon Cho, Takuya Matsumoto, Takako Suzuki, Nanaka Arihara, Junichi Yamamoto

掲載日: 2026年6月16日

DOI: 10.2196/89302

URL: https://formative.jmir.org/2026/1/e89302

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