• 染色造形ゼミ

     私たち染色ゼミは6人で活動しています。
      これまでの授業で学んだ型染め、蝋染め、友禅染めなどの技法を用いた平面的なものだけでなく、空間を利用した立体作品も制作しています。
    また、個性溢れるファッション等の作品にも挑戦しています。
    それぞれの表現方法と世界観によって、バラエティ豊かな作品になっているのでぜひご覧下さい。

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    鰐と私

    鰐柄とともにデザインした花はマリーゴールドです。 マリーゴールドは鰐の生息地のメキシコの花で、メキシコの「死者の 日」のお祭りで使われる花でもあります。花言葉は、嫉妬、絶望、悲 しみ、勇者、可憐な愛情、友情などがあり、人間らしさを感じられま す。鰐には圧倒的強さがあります。私の人として強くなりたいという 気持ちを載せた作品です。　　　

    使用素材・ツール

    綿、ハンノール染料
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    • 瞬き

    私は、大学の4年間で生き物がモチーフの作品を多く作ってきました。 生き物一つ一つの特徴をよく観察し、調べてそれを表現するのはとても面白く楽しかったです。 卒業制作では、私にとって一番身近な金魚をモチーフにしました。金魚の透き通るような目、 キラキラした鱗、ゆらゆらと揺れるヒレ、儚さや優雅さなどを絞り染めで表現しました。

    使用素材・ツール

    ネオスレン染料、ナイヤガラ
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    • 空燃ゆる

    空が持つ色に魅了され、その中でも燃えるような色を放つ瞬間 を作品にしました。この色が放たれるのは、主に朝と夕方です。夜が朝になる ように、昼が夜になるように、日々変化し続ける空を見て、私も少しずつ変わ れているのだろうか、私でも変われるのだろうかという迷いと希望を作品に込 めました。

    使用素材・ツール

    シルクオーガンジー、綿布、酸性染料、シリアス染料、刺繍糸、ミシン糸、テクノロート
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    • 水簾

    海は、様々な表情を魅してくれます。激しいうねりと波で荒れ、人間には 手に負えないこともあれば、穏やかで静かに波を立てることもあります。海を介することで生 まれる光が揺らぐ美しさも同じものは何1つなく、常に変化し続けています。この4年間、多く の友人と楽しく学びながら過ごしたことで、私の感性や作品は海のように移り変わり続けて いきました。そんな大切な大学生活の思い出を海に模して閉じ込めました。

    使用素材・ツール

    ポリエステルオーガンジー、羊毛、ステンレス針金、みやこ染め(コールダイホット、ポリエステルダイ)
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    • 彩西


    山田詩音里

    私は地元が大好きです。世間ではダサいとか何にもないとか言 われがちですが、そんなことはないと思います。そうだとしてもそんな所が、 また良かったりもします。そんな地元、埼玉県所沢市を、木(ケヤキ、イチョウ)・ 花(サクラソウ、お茶の花)・鳥(シラコバト、ヒバリ)をモチーフに型染めの技法 を用いてあらわしました。

    使用素材・ツール

    綿ブッチャー、シリヤス染料
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    巡り花バナ

    季節は移り行きまた巡ってくるものです。ですがどこか違うこ とが起きるのもまた季節の移り替わりです。そのことを花で表現した作品です。 花は、同じように咲いていて見えていても違ったところもあり次の年も例年通 りに咲くとは限りませんそのことが自分がいつも通り過ごしている日常が不変 ではなく移り変わっていくことを表すようなものを作品に込めました。

    使用素材・ツール

    富士絹、酸性染料

    各分野紹介