教職員からの
メッセージ

女性として自律して生きるとはどういうことか。家政大の先生に話してもらおう!

家政大で見つけることができた
興味を追求し続けて、
現在があります!

金子 真希 講師

服飾美術学科服飾専攻卒

家政学部 服飾美術学科

本学服飾美術学科の特徴は幅広い分野を横断的に学ぶことができることです。
幅広く学ぶことで多角的な視点を身につけることができ、そこから新しい興味との出会いも生まれます。

学生時代は授業で新しい知識が増え、そこから生まれた新しい興味を深めるという繋がりがとても楽しかったことを記憶しています。学外活動では、着付けを勉強し、着付け師範の免許も取得しました。
中学・高校で洋裁に触れる機会はありましたが、大学で初めて和裁の授業を履修し、きものを作る経験をしました。初めてのゆかた製作では、日本の民族衣装として受け継がれてきたきものの繊細さ緻密さに感動し、卒業研究は和裁の研究室で訪問着の製作を行いました。
きものと和裁の魅力に惹かれ、卒業後は和裁士を目指し、きものの仕立ての会社に就職しました。

就職して4年目までは、お客様のきものを仕立てながら、2級和裁技能士・職業和裁技能検定2級という資格取得に向けて仕立てに関する基礎知識・技術を身につけました。5~6年目は後輩の指導を行いながら自身の技術向上のために資格取得に挑戦し、1級和裁技能士(国家技能検定)を取得しました。技術職は技術を身につけるまでに時間もかかるため、目標を持ち続ける強い気持ちと、努力、何より継続がとても大切です。社会に出て感じたことは、大学4年間で得た知識・技術はもちろん、友人、先輩、後輩、先生方との出会いや様々な経験は、想像していた以上に自分にとって大きな力と自信になっていることでした。繊維・材料の基礎知識を持つことで、きもの(材料)の特性を理解し仕事に臨めましたし、デザインや洋裁を学んでいたからこそできる特殊な商品の縫製も行うことができました。教員免許取得のために学んだことは、後輩の指導をするようになって役立ちました。そして、技術向上のために努力した結果、全国和裁技術コンクールで文部科学大臣賞をいただけるまでに成長でき、現在の大学での仕事にも繋げることができました。

これから大学で学ぼうとしている皆さんには、無限の可能性と未来があります。
大学で得た知識や経験は様々な場面で自分の力となって支えてくれます。必要なときにそこに気づき活用していけるかは自分次第です。大学4年間でより多くの力を身につけ、無限に広がる可能性を引き寄せ自ら選んでいける人になってほしいです。

教育課程だけではなく、
挑戦的な実践活動の場を
提供しています。

小林 理恵 准教授

栄養学科栄養学専攻卒

家政学部 栄養学科

学生時代、初めてケーキを作ろうと思い立った時のこと、生クリームの泡だてから始めようとパックを開けてみると、クリームが流れ出てこない…。少し贅沢して百貨店で買い求めた高価な生クリームが固まっていたのです。不良品を売るなんて…とがっかりしていた頃、大学で調理学の講義を受けました。
ちょうど生クリームの泡立ち性についての講義で、動物性の純生クリームは数分でツノが立つまでに泡立ってしまうので、泡立て加減が非常に難しいということ、さらに泡立てすぎるとバターになってしまうという特性があることを初めて学びました。講義の最後には、教授が「純生クリームを買うときには家の近所で買って、できるだけ揺らさずに持ち帰るのよ。」とアドバイスをくださいました。つまり、私が手にした不良品の生クリームは、私自身が電車の中で20分、自転車のカゴの中で10分揺らしながら帰った過程で仕上げてしまったバターだったのです。この授業で学んだ理論で、私の体験した現象がすっかり説明できたことに非常に感動したことを覚えています。

「教えるということは、こちらが差し出したものがつらい義務ではなく、貴重な贈り物だと感じられるようなことであるべきだ。」これはアインシュタインの言葉ですが、まさに私にとっての「調理学」の授業はこの言葉通りの時間でした。教授自らが得た実験データをふまえて、科学的視点で調理過程における食品の変化を見事に解説してくださるので、疑う余地もなく納得し、学ぶことの楽しさを感じさせてくださいました。そして私は迷うことなく、この時の担当教授であった恩師の元で調理科学の専門家として歩み始めました。

私が魅了された調理学(調理科学)という学問について少し紹介します。食べ物のおいしさを生みだすためにはコツが必要です。例えば、昔はおいしく飯を炊くコツが「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」とあいまいな表現で受け継がれてきました。しかし、調理過程で起こる食品の変化には、科学的アプローチができるはずだと考えられるようになり、調理のコツを科学的に解明する学問「調理学」が定義されると、炊飯による米から飯への変化だけではなく、様々な調理理論が明らかにされるようになりました。その研究成果は広く応用され、炊飯に関しては電気炊飯器における巧みな温度制御に生かされています。

また、調理理論を知っていれば、日常の食事はいつも良い状態に整えることができます。たとえ失敗しても次は良い状態にできるよう修正点を容易に抽出することができます。栄養と食の専門家である栄養士・管理栄養士には、どのような状態の人に対しても、常に「おいしい食事」を提供する力が必要です。おいしくなければ、たとえ素晴らしい成分を含み栄養素のバランスが整えられたとしても、食べてもらえないからです。その力を身に付けるために、調理学は重要な役割を担っています。私は、東京家政大学において、私が感じたように調理学を通して学ぶことの楽しさを伝え、専門家としての皆さんの成長を支援できることをとても楽しみにしています。

そして最後に、恩師が私に下さった言葉を、皆さん達にメッセージとして送らせていただきたいと思います。「何事にも挑戦し、経験してみなさい」。社会では、困難な状況であっても着実に成果を上げられる人材が求められています。逞しく強く自律した女性になるために、逆境や困難を恐れず、何事にも挑戦し乗り越える訓練ができるのが大学生活です。東京家政大学は、教育課程での学びだけではなく、学生の皆さんに様々な挑戦的な実践活動の場を提供しています。東京家政大学での多様な経験の中で、素晴らしい出会いに恵まれ、自主自律につながる深い学びが得られることを願っています。

学び方を知る−−−
面白いと感じたら、そこから
本当の学びが始まります。

大木 敦子 講師

服飾美術学科美術専攻卒

家政学部 造形表現学科

新しい知識を得たり技能が身についた時、人は成長し喜びを感じます。それはみなさんがこれまで学んできた環境でも同じだと思いますが、大学ではその先、自ら学び深めていく力が必要になります。
何かを学ぶと、新しい問いが生まれてきます。それが「学問」です。
自ら問いを立て追求する。その姿勢を身につけると大学生活だけではなく、卒業後も一生を通じて学び続けることができます。「面白い!」と感じたら、そこから本当の学びが始まります。試験や受験のための勉強との大きな違いはそこです。(受験生に向けて言うことではないかもしれませんが・・・)

高校まではスポーツに熱中していた私が本格的に美術の勉強を始めたのは大学に入ってからです。スポーツは努力すれば結果が出る世界でもあり、一方でその努力が必ずしも結果に繋がらない事もある厳しい世界です。その点ではスポーツもアートも似ているのかもしれません。
大学時代を一言で表すと「出会い」です。学問や新しい知識との出会い、友人や先生方。恩師からは厳しくも優しい指導を受けられたことが最大の出会いだったと思っています。
大学を卒業後は舞台美術の世界に関わりました。自分たちが制作したものが大きな舞台やモニターに映し出されることはとてもやりがいのある仕事でした。同時に、モニター越しではなく、手に触れることのできる距離で作品を発表し続けることの大切さにも気づきました。
答えの見えない世界に向かう事は恐ろしくもあり、また美しくもある。だからこそ「面白い」のです。

大学では様々な出会いが待っています。人・もの・こと、その中であらゆる感性に触れ、自分を磨いていってほしいと思います。
アートはなかなか正解が見えづらい分野です。アートに限らず変化の激しい現代ではこれまでの常識を疑い、新たな価値の創造が求められます。そのような時代をしなやかに生き抜くためには、常に「学ぶ姿勢」が必要なのです。
何かに対して面白いと感じたり感動すること、その感覚が人間の本質であり、学びへの第一歩です。

全力でサポートしたい、
あなたのやる気を...
東京家政大学で待っています!

N.Tさん

現・児童教育学科卒

教育支援センター

私の夢は、小学校の教員になることでした。東京家政大学に入学し、その夢を叶えることが出来ました。楽しくもあり、厳しくもあった4年間は、とても充実していました。講義や実習での悩みがあれば、親身になって話を聞いてくれる先生もたくさんいて、人間関係の難しさや将来への不安等、事務職員の方にもよく相談に乗っていただきました。

4年間の中で特に印象に残っていることといえば、欽ちゃんの仮装大賞に友人16名と出場したことです。予選の頃から大学の先生方をはじめ、関係者の方々に多くの激励や支援をいただき、仲間と力を合わせて優勝することが出来ました。その後も、自分たちの行ってきた活動を事務職員の方がパンフレットに取り上げてくださったり、大学内のホールでお披露目する機会を設けてもらいました。ここで過ごした4年間は宝物のような時間でした。

今は教職を離れ、この大学で私が支えてもらったように、これから社会に出る学生の皆さんの背中を押していけるような存在になりたいと思い、母校である東京家政大学の事務職員として働いています。

私のいる部署は、教育支援センターといって、学生が過ごしやすい環境を整えるために様々な支援を行っています。学生と教員の間に立ち、双方にとってより充実した関係性を保てるよう配慮しています。学生の悩みをダイレクトに聞くことが出来、かつ学生の学修状況が目に見える部署にいるからこそ、どんなことをしたら学修、またそれに付随した個々の悩みが解決するのか等、教員とは違う目線で直接話したり、関わることが出来る機会が多いです。頑張っている学生一人ひとりに寄り添って問題解決の糸口を示してあげられるよう、サポートしていきたいと思っています。

これから様々な問題を抱え、めまぐるしく変わり続ける未来に堂々と生きていくために、女性ならではのしたたかさ・聡明さを持った学生を育てていきたい、大学の建学の精神である『自主自律』をスローガンに、一人ひとりの学生に対し個性を生かしながらサポートをしていく、この東京家政大学という大学をそんな場所にするべく、熱意を持った教職員がたくさんそろっています。是非、自分の夢を見つけて、その夢を実現する力をつけるためのお手伝いをさせてください。

大学で過ごす時間はあっという間です。最後の学生生活を悔いのないように、入学した皆さんが楽しく大学生活を過ごせるように、私達事務も精一杯支えていきます。何か困ったことがあれば、いつでも事務をご利用くださいね!

学生に寄り添った
心のこもったサポートが
できるように心がけています。

S.Mさん

教育福祉学科卒

図書館

家政大は学生生活はもちろん、資格や就活などの、サポートが充実しています。また、サークル、ボランティアなど様々な活動も行え、切磋琢磨し合える仲間とも沢山出会うことができます。私は、日々高め合える友人と出会えたことや、自分が本当に頑張ったと思えることも家政大で学んでいたからこそできたと思っています。大学生活で得た経験は、今の私の糧となっています。

私は教育福祉学科で、福祉と心理について学んでいました。大学に入る頃は、明確な目標もなく、いつか役に立つといいな程度の考えしかありませんでしたが、4年間様々なことを学ぶ中で、人に寄り添えることの素晴らしさを感じ、人をサポートできる仕事をしたいと思うようになりました。学生時代沢山の人に支えて頂いたので、今度は自分が学生の力になりたいと感じ、現在は図書館司書として、学生の皆さんの学びをサポートしています。

図書館でも、多方面から学生の学びを支えており、図書館に関して分からないこと、困ったことがあればすぐに司書に聞くことが出来ます。また、現在約50万冊の図書があるほか、雑誌や、電子ブックなどの電子資料も充実しています。資料は、授業内容に沿ったものはもちろん、資格や就活関係等、大学生活の中で必要になる資料が沢山揃っています。また、家政大の図書館は、図書を借りる、静かに勉強をするためだけの場所ではありません。グループで話し合えたり、リフレッシュできる場所もあり、様々な目的で利用できる施設になっています。

図書館は貸出返却対応の他にも、資料の探し方の説明会を行ったり、図書館学生ボランティア団体「Library Mates」の活動をサポートしたりと、学生と関わる機会がとても多いです。
資料の探し方説明会の後に図書館をよく利用してもらえる姿を見かけたり、学生の曇っていた顔が、晴れやかな顔になった時、ほっとする気持ちになります。特に、「Library Mates」の活動を通しては、学生と共に、私たちも一緒に成長することができ、ともに高まる喜びを感じています。
大学は自分で考え行動できる幅が広がる分、大変なこともありますが、楽しいことも沢山あります。自分次第で、可能性は大いに広がっていきます。皆さんとも、図書館でお会いできますことを、楽しみにしています。

夢の種とそれを育む土壌が
家政大のあちこちにあります。
博物館もその1つでありたい…

M.Kさん

服飾美術学科卒

博物館

東京家政大学の中には博物館があります。大学の歴史に関わる資料や、家政大の学生や先生の学習・研究に役立てられるものを収蔵し、展示しています。着物や民族衣装など、服飾資料が多く、特に「裁縫雛形(さいほうひながた)という衣服等のミニチュアは、国の重要有形民俗文化財に指定されている貴重なものです。
私は「学芸員」として、こうした資料の収集、保存、調査、展示をおもな仕事にしています。また、博物館では学芸員資格取得に必要な博物館実習を行っていますので、実習指導という形で学生と関わることがあります。

大学では服飾美術学科で学び、大学院に進んで西洋服装史を専攻しました。子供の頃から裁縫や工作が好きで、高校時代は手作りのバッグで通学していました。進路を考えたときに、いずれものを作る人になりたいけれど、裁縫やデザインの基礎を学びたいし、社会現象としてのファッションや服の歴史にも興味がある、というわけで選んだのが、衣服について様々な方面から学べる家政大でした。

服の世界は広く、深い…入学して間もなく、「服」というテーマで語られることの豊富さに圧倒されました。この感覚は、高校から大学に学びの場を移した人の多くが、分野に関わらず、抱くものかもしれません。新たに勉強すべきことが沢山あるし、ある事柄について、ここまで深く考える人、高い技術を追い求める人がいるのか!ということを思い知るからです。大学の先生はその代表例といえますが、そういう「人」と身近に接することで、自分の視野は確実に広がっていきます。

広く深い世界に触れ、時には途方に暮れてしまうかもしれませんが、それを放っておかないのが大学だと私は思います。大学の教職員の最も重要な役割は、学生が夢や目標を具体的に描けるような環境を整え、実現できるようにサポートすることです。私の場合、特に服装史の先生を通じて、服について学ぶことの面白さと意義を認識し、研究の方法や文章の書き方を教わりました。ずいぶん夢見がちな学生時代を送りましたが、その中で学芸員という仕事を知って目指すようになり、今があります。

学生時代に見た夢は、その後の人生の原動力になります。家政大には夢の種とそれを育む土壌があちこちにある…博物館もそのひとつでありたいと考えています。また、多くの方に家政大のことを知ってもらえるように、特に学生には、知ることで家政大生であることに誇りを持ってもらえるように、家政大の歴史や特色、魅力が伝わる展示を心がけています。みなさんも、ぜひ博物館に遊びにきてください。

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